苔を超える雪
戦後のジローさんの浮世離れした裕福な生活を維持した
お金儲けの辣腕振りが来週見れるかどうか
とっても気になるあさちゃんです。
(イヤミねぇ)
もうどんだけNHKに振り回されてんだか。
ドラマ「白洲次郎」を素面で観るために、一本もつけずにそば食べるし。
あんだけ再放送がある「美の壷」も
本放送を観るために、絶対飲みに行かないし。
今週の「雪」は素晴らしかったです。
My favorite ツボ 「苔」の回並に
「キレイ!キレイ!わっしょいわっしょい!!」と
盛り上がってました。
兼六園の美しいことよ!
赤松の幹、南天の実の異なる赤の白い世界で映えることよ!
差し色がなくても、日本人は何もないところに「無」ではなく、
むしろ積極的に美しさを見出します。
北の地の果てしない白のなんと冴え冴えとしたことか!!
そうよ!何もないから生まれる美があるのよ!!
Simple is Best!!
YAHOOOOOOOOO!!!
あのしっとりとした美の壷の世界に浸って、なぜこのテンション。
「ヘイ!ジョージ!!腹筋から火を噴きそうだろ!?」
深夜の海外の通販番組のようなノリです。
今回のツボで特によかったのが、3のツボのかまくらです。
かまくらは祠を模したもので、秋田のあるところでは
毎年100を超えるかまくらを作って、灯すそうです。
かまくらのなかの神棚に豊作を約束する神を奉り、
訪れた人を招きいれ共に祈るそうです。
(あ、今気が付いた。客人婚にも関係ある?)
こういう話を聞くと信心とは尊いものだなぁといつも思います。
願いを織り込んだ佐伯市上浦の豊後二見ヶ浦の大注連縄とか。
いやぁ、今回はつくづく私のツボを押しまくる回でした。
今日は壷友マダムの店で、私のために美の壷のCDをかけて下さったので
未だに幸せな余韻に浸っています。
もう、壷友マダムったら。
かけていただかなくても、なんぼでも口三味線で「モーニン」を歌いますのに。
美の壷のあとNHK教育にかえたのですが、ジェロのドキュメントをしていました。
先々週の視点論点にも出てたし、みんなのうたでも一ヶ月彼の歌が流れてたし。
ジェロ、あんたどんだけNHKと親和性が高いんだ。
みんなのうたで使われていた歌は「晴れ舞台」という歌でしたが、
これがもう反則もいいところで。
故郷に置いてきた苦労人の母親に、自分の晴れ舞台を見せてあげたいといった内容なのですが、
これだけでも泣かすのに、この歌にあわせて流れるアニメの中の母親が
めちゃくちゃ苦労してそうなお母ちゃんなんですよ。
NHK,手加減してくれ。
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