壷三昧

あさ

2009年05月09日 03:40

皆さん、正雄の壷には慣れまして?!
私はもう大丈夫!こんなにも大丈夫!!
たまに谷さんと高橋アナを思い出して身悶えしますが、
なんだかんだで天下の美丈夫、草刈正雄と週末を過ごしております。

「襖」の回は己が内なる谷さんへ未練を確認した回でした。
いえ、草刈家に和室があると思わなかったので、
てっきり谷さん家にとらやの羊羹でも持っていった甥っ子、正雄君が
襖のご指南を受けるのかと思っていたのですよ。

草刈家はL字の一辺が和の様式のお家だったんですね。
とほほ。
確認したら第一話から概観が出てましたわ。

日本屈指の建築物、桂離宮の襖の美しさにため息が出ました。
光を当てると浮き出る五七の桐の雲母の刷り、その白の美しいことよ!!
鳳凰の止まり木とされる桐を表すのに、あれ以上の神聖な白い輝きがあるでしょうか。
しかしつくづく私も白が好きだなぁ。
色を選ぶのがめんどくさいのかしら。
ズボラじゃからのう。


穴を開けた襖に自分の写真を貼るくらい自分が好きな正雄さんですが、
嫁さんのことはきっともっと好き。
お誕生日の夕食でもワイン選びに余念がありません。

大変残念なことにワインを飲みながら観ることは出来なかったのですが、
昨夜のワイングラスの回と同様、これ以上ないくらい興味深く観ました。
やぁね、これだから呑み助は。

ワインの回は2つ目のツボの「スパークリングワインの泡」がとりわけよかったです。
あの泡の弾ける静かな音を聴くだけでいい気分になれました。


日出に「的山荘」という、大正時代の金山王の別荘を使った城下鰈専門の料亭があります。
贅を尽くした邸宅と庭は大変なもので、門もさながら城門のようでした。

そこで出された箸袋に枯れた文字で

「大味必淡 大音必希」

とありました。
大意ですが、美味しい物は必ず淡く、美しい音は必ず微かに聞こえる程度の音
という意味です。
これでいくと、あのシャンパンの泡の音は正しく「大音必希」のそれと言えましょう。

あ!そういえば的山荘の襖もキレイだった!
取っ手も「襖」の回に出てたような七宝焼きだったと思います。
やはり美というのは身の回りにあるのですね。
世界は美しいもので出来ている!!
だから色々大丈夫!!


しかしスパークリングワインの澱ってあんな風に出すんですね。
びっくりしました。
スポーーーんって。
修道院で作ってた頃のシャンパンはどうしてたんだろう。


「ワイングラス」の回ではつい最近タモリ倶楽部で見た、
リーデル社の日本支社が出ていて笑いました。
ああ、そうそう。その後ろの方で、
「ルネッサーン!!」
ってやってたわ、と思いながら。


来週はクラシックなホテル。
これもまた楽しみです。

でも読みが外れてちょっと悔しくもあります。
クラシックなホテルも含めて、正雄初の1時間スペシャルは
谷さんが信濃路を歩いたように、横浜に行くのではないかと思っていたので。
ここで消費していいの?
まぁいらん世話ですな。



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