「新」が取れてからの「日曜美術館」に度肝を抜かれっぱなしです。
第一回の蕭白から
「ど、どーしたん?!」
と口を開けながら見ておりました。
そうですね、美の壷の「帯」の回で「あ~れ~」(わかりますね)を妄想する草刈氏と同じ位口を開けてました。
「正雄は仕方のない奴だ!」
と素敵マダムカフェで一席ぶってきましたが、自分も大して変わりません。
いかんですね。
何週か前にあった別府の「混浴するアート」では、姜さん達はスタジオを飛び出して別府へ。
小泉武夫先生の講演会で別府に行ったときに幾つか見たので、興味深く視聴しました。
もとは別府カトリック教会に寄ったのですが、
その道向かいに若手アーティストがアパートまるまる一棟を使ってアート表現をされていました。
私には現代アートの素養がないので、少し難しかったです。
反論があるかもしれませんが、人が造る美を享受するにはある程度の素養が必要だと思います。
それが必要ないのが自然の美、神の造給うた美です。
アニミズムも含め須らく全ての宗教は、理解するものでなく信じるものであるということと同様に。
規模でいったら、人口物より自然の方が多い(はず)のが私達の世界なので
世界は学ばなくても得られる美しいもので満々ています。
誰にでも等しく与えられる美です。
それはとてもいいもののような気がする。
さてつまらん講釈はともかく、「日曜美術館」です。
アングルの回ではタローさんも大慌てしてらっしゃいましたが、
前回はロダンとカミーユで再現ドラマ付き、明日は(今日ね)クリムトです。
ど、どーしたん?
もうしまいにゃ北斎漫画でも出てくるんかといった勢いです。
えーと。
暑気払いに蛸の酢の物で一杯やるかな。
追記…何週か前のアートシーンでやなせたかし展が紹介されていましたが、
大分にも来るそうです。欣快にたえんな!!
「やさしいライオン」で号泣した私に7月、8月の大分市美術館で
干乾びてしまえということですね。泣きに行きましょう。
アンパンマンのOPもやなせ翁の作詞ですが、これでも泣く。
♪忘れないで夢を こぼさないで涙 だから君は飛ぶんだ何処までも~
♪愛と勇気だけが友達さ~
あの頭があんこの人にそんなに重荷を背負わせんでくれ!
十分自己犠牲の人やんか!
友達が愛と勇気だけて。
そんな内から湧き出て人に与えるものだけが友達て!!
手加減してくれ、やなせ御大!!