正雄のまね
昨日の「美の壷」ご覧になりましたか?
「花菖蒲」、よかったですね。
梅雨の曇天に似合う淑やかな色味、
先人の尚武の精神を負うスッと立つ佇まいと花弁の形の華やかさ。
そして。
正雄のやり過ぎっぷり!
いやー。
独り言って傍から見るとあんなに狂気に満ち満ちているのね!!
教えてくれてありがとね!!
でも直んないけどね!!
今朝も宝瓶で入れた茶を前に、ゆうべの草刈正雄の真似をしてみました。
「祭具の土師器の如き清らかな白!! 湛えた柳色の高貴なまでの透明感!!
一滴落ちるごと浮かぶ波紋は神のコンパスで描かれた円!!
茶器を温める!茶葉を量る!湯温を下げる!湯を注ぐ!茶をそそぐ!!!
それら静寂の中で行われる動作が、あたかも聖地巡礼のように心は澄む!!
それは一本の線に、やがて点となり、その甘露な恵みが茶器に満たされた時、
私は無を知るのよ!!」
最後にちゃんと勢いよく横向きましたよ。
正しく正雄のまね。
休日出勤で朝から少しくさくさしていたので、いい景気付けになりました。
こんなことばっかりしている。
そりゃ毎日楽しいはずだ。
で、今夜飲みに誘われたのですが、へらへら笑って穏便に断りました。
既婚者と酒を飲むような習慣と役目は私にはないもの。
いやね。
どうにもくさくさするので、
もう一回寝しなのお茶の前に正雄のまねをするかな。
関連記事