ホワイトデーと桜

あさ

2009年03月15日 01:29

今日はホワイトデーでした。
皆様素敵な一日をお過ごしになりましたか?

私は朝5時からの美の壷の再放送を観た後、
「小姑にねちりねちりといびられながら、隅々まで掃除をする嫁ごっこ」をして、
朝食を取った後、のろのろと「比叡山」(別冊太陽)を読んでおりました。
この時点でAM7:00。年寄りか私は。

外は大変な強風です。
遠くに見える梅もあまりの風に耐えかねて、7分は散ってしまいました。
梅こそ季節を終えましたが、木蓮が盛りを迎えています。
白木蓮のすっと立つ姿の清しいことよ。
もう白けりゃなんでもいいなぁ。

木蓮の花が開いてきたら、桜もいよいよ遠からじです。
やはり桜は日本の春の象徴と言えましょう。
『武士道』でも本居宣長の言葉を抄き、「大和魂」の章で桜を称えています。
稲造ばかりに任せちゃおられん!ワシもやるでよ!!
というわけで、一足ならぬ三足ほど早く今日を「桜を愛でる日」としました。

そうは言っても蕾未だ固し。
仕方がないのでピンク色の服を着ることしましょう。
アタイが桜よ!
此花咲耶姫の再来と称えるがいいわ!!


・・・うん。持ってない。
クローゼットを開ける前から分かっておったがな。
ピンクと言ったらハンカチくらいしかありませんでした。

それでも執念深く探しますと、
・洗顔ネット
・ボウル
・布団たたき

以上がピンク色でした。
いっそボウルを頭に被ろうかとも思いましたが、
台所道具を頭に被るのは、衛生観念上如何なものかと思い諦めました。

NHKの芸能花舞台か芸術劇場かなにかで「道成寺」でもやらないかなぁと
思いながら、布団たたきを元に戻しましたよ。
この執念、まさしく「京鹿子娘道成寺」の清姫も尻尾を巻いて逃げる程です。
ていうか彼女、どっからどこまでが尻尾?



午後になってはたと気が付くと今日はホワイトデー。
先月のバレンタインデーのお返しに行かねば!
ばたばたと身支度を整えて、家を出ました。




帰ってみると、自分が用意したものよりお返しの頂き物の方が多い。
韓国土産のパック、紅茶、お菓子、アスパラガスetc

午前中桜さくらとぶつぶつ言っていたからか、桜のお煎餅までありました。
おおぅ、引き寄せの法則か?

甘いおせんべいに桜の塩漬けがきれいに広げて付けられています。
まさかこんな素敵な物を頂けるとは思わなかったので、
帰りしな、桜まんじゅうを2つ買ってきてしまいました。


盛り盛りのお茶うけで、三足早い桜を愛でるおやつ時間は幸せなものになりました。




清姫・・・ビューティー坊主に一目惚れするも袖にされ、大蛇に化けて坊主を追い掛け回すという執念の人。
で、結局どっからどこまで尻尾なの?

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