成長
たまに知り合いの息子さんに家庭教師をています。
予習の時間も含めて、自分にとってもなかなか学びの多いものです。
先日彼に
「なぜ本を読むのか?」
と質問されました。
理由は幾つもあるのですが、思春期の彼に一番効く回答をしておきました。
「『今の知識を持ったままあの頃に戻りてぇぇぇ!!』と思ったことはないか?
本を読むということは、未来の自分が
『あの頃に戻らなくても知識を持ってる自分』になっているということだ」
なにやらエライ切実に「戻りてぇぇぇ!!」と思ったことがあったようです。
いたく納得してくれました。
年を経ったのでしょうか、人の成長を見るのがなにより楽しい。
今は専ら彼と琴欧洲です。
琴欧洲はえらい。
遠く極東の地に、相撲を取るためにやって来たカロヤン。
「はだか はずかしい」
なんていいながらも、郷に入ってはとばかりに未知の文化を否定せず、(←これ、世界平和への道やで)
若い身空で研鑽を積んだ末の大関昇進。
外を歩けば日本人は自分を見ては「ヨーグルト!ヨーグルト!」
そんな中で素敵なお嬢さんも見つけてこの度ご結婚、
大関おめでとう!!
彼のブログで「人間の成長」というこの世で美しいものの一つを見れます。
もうね、漢字が出ただけでキュンってなっちゃいますよ。
助詞、助動詞は難しいようでスッポ抜けていますが、そんなことは瑣末なことです。
職業柄か食べてる画像ばっかりなのも心が和みます。
誰が教えたか語尾に☆マークがついているのも愛らしい。
「きょう わがしやさん いきました」と書いていて、
添付した画像があきらかに駄菓子屋だったりと
笑いの上手(うわて)を取るのもお上手(じょうず)です。
おばちゃん、君らの味方やで~。
食い詰めたらうちに来な~。
人間食べれたらなんとかなるからさ。
関連記事