おひとり様の老後
上野千鶴子 著
「おひとり様の老後」読了。
既婚未婚を問わず、長生きすれば一人になることになる確率は高いです。
決意しなくても女一人旅はあるのですもの。
必読。
と、言いたいとこですけど、この人田嶋陽子ほどじゃないにしても、
フェミニズムの戦犯だからなぁ。
そこかしこに、
「君、自分のことしか考えてないやんけ」
というようなツッコミを入れたくなります。
女全員の総意としてモノを言わないでもらえるといいんですけど。
昔の商人の言葉でいうところの
「三方良し」
みたいにいかないのかしら。
お客に良し、私に良し、世間に良し。と。
共通(と思ってる)敵を作ることで、仲間内の結束を固めて
世間を変えようとするというのが、
あなたたちの言う
「これだから女はよー」というおやじ達が持つ、
悪しき女の典型じゃないの? と。
どうせ接しなければならないんですから、
お互いのポテンシャルが最大限引き出されるような、
パフォーマンスを常に心がければいいのに。
なんのことはない、
「思いやりを持ちましょう」
ってことじゃないですか。
小学校の標語はいいこと書いてましたね。
大人になってその意味を理解します。
ん?つまり真理は常にシンプルということか。
やはりシンプルイズベスト。
そしてそれは学童期(もっと前?)から教育されてきたと。
やっぱり教育って大事なんですね。納得。
で、この人、日本の最高学府で教鞭とってるんですけど・・・。
(大学教授は研究者であって、教育者ではないか)
あー、でも教育受ける前からある
「人間の善なるもの」を信じたいなぁ。
(思春期か、私は)
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