エンデの島

あさ

2009年05月09日 04:12

うわ、4時かいな。寝らな。

というわけで大急ぎで。

「エンデの島」 高任和夫著 読了。

循環する地域通貨、整った医療サービス、
地熱や菜種油からのエネルギーの自己調達
拝金主義の楔から開放された、尊厳ある人間の在り方。
それらを実現する夢のような島に主人公は向かった。

童話か?
なんて言わないで。


「モモ」の作者、ミヒャエル・エンデの言葉、

「パンを買うお金と株で動くお金は違うはずだよ」

という言葉から膨らむ物語です。


書き下ろし作品だそうで、出来ればもっとボリュームが欲しかったです。
それ位良書でした。


最後の章の

「経済は実は愛の領域なんだよ」

この言葉を読めただけでも幸運と思える本でした。


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