RURIKO
林真理子 著
「RURIKO」読了。
林女史の本は「ミカドの淑女」以来。
んー。昭和の綺羅星たる、ルリ子、裕次郎、ひばり、旭が
全盛期の頃の空気感を知ってる方なら楽しめるかもしれません。
登場人物の魅力を読者が知っていること前提ってのもなー。
「ああ、そういう三面記事がありましたね」というかんじの話が続くかんじです。
でも浅岡ルリ子(本名:信子)のお父さんが甘粕大尉に
「信子ちゃんを是非女優にして、満映に」って言われたのを
臨終の間際言うのと、
引揚者の描写は胸につまされました。
あと、へーちゃん(石坂浩二)はいけんなーと思いました。
いっこ賢くなったこと。
「小林旭」って「コバヤシアキラ」って読むんですね。「アサヒ」って読んでて人に言われて知りました。
訂正してくれてありがとう。
渡り鳥シリーズとかしらんし。
偶然ですが、読んだ日が浅丘ルリ子の誕生日でした。驚いた。
さらにその日の旧暦は、私の誕生日。
美人とお揃いで嬉しいな。
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