シュパーゲル

あさ

2009年05月31日 23:03

直入町の「シュパーゲルフェスト」のお手伝いに行きました。

ドイツとの友好を記念して、町を上げてこの季節行われるお祭りです。

白い貴婦人とも呼ばれるシュパーゲル(白アスパラガス)の収穫と
春の訪れをワインと共に祝うもので、
大雑把に言うと、モシモシアスパラ食べていい気分になるというお祭りです。
素敵ですね。

晴天にも恵まれ、会場は大変な賑わいです。
私もギッチリ働かせていただきました。

普段の仕事では地蔵のようにPCの前から動かない身。
どっかの七人の小さいおっさんたちのように
♪ハイホーハイホー しっごとが好き~
と歌いたくなるほどでしたが、そんな余裕はなく
ひたすらアスパラを盛ってました。

アスパラの苦味は「脳にクる」というのをどこかで読んだ気がしますが、
常日頃がこの調子なので、その効果は分かりかねます。

PM1:30には無事終了し、お土産にアスパラを貰いました。ありがたい。
このアスパラガスは10年ほど前ドイツから贈られた株を
今でも守り育てているそうです。

確かアスパラガスは株というか、根っこで育てるんですよね。
大好きな「趣味の園芸 やさいの時間」で藤田先生が教えて下さいました。
植えたその年は見送らねばならないけれど、それ以降10年は同じ株で収穫出来るとか。
この気長さ、友好の証に相応しいものです。

ちなみにやさいの時間でこのアスパラの話をしているとき、
その根の様ゆえか、BGMがラピュタのテーマソングでした。
ラストにラピュタが空を昇るのを、アオリで見たときの根っこに似てるっちゃー似てる。

どうもあの番組の選曲はタモリ倶楽部のそれに通じます。
いや、どっちも好きよ? すごく。


このようになにやらありがたいアスパラガスです。
自分一人持って帰って食べるのはバチがあたります。
季節のものですし、食べ物のプロに差し上げましょう。



そんなこんなでパパスダイナーへ、例によって道に迷いながら向かいました。
いやー長湯の山ん中、道難しいわ。
佐伯みたいに海沿い走ってればなんとかなるってわけじゃないのね。


お邪魔したのは4時ごろでしょうか。
お休み時間中にお伺いしてしまいました。申し訳ない。
出迎えてくださったのは、華やかな日常が眩しいブログのYukaさんです。
変な時間に上がりこんだ痴れ者をにこやかに対応してくださいました。
プロです。
なんかもーごめんね!!

タローさんも厨房から出て来られました。
仕込みの途中だったんじゃないのかしら?
す、すみません。

アスパラガスはタローさんのお子さんの好物とのこと。
まぁ嬉しい。望外の喜び。
本来ならば、一人で茹でて壁に向かって食べるはずだったものです。
それをこのように喜んでいただけるなんて、返す返すもありがたい。


いただいたアイスティー(おいちかった)で暑さと己の図々しさを忘れて
椅子にどっかり腰を下ろしてしまいました。

チーズケーキ(おいちかった)を食べながら、タローさんと栗本薫(中島梓)女史や
中島らも氏の話に花が咲きます。

さらにパフェ(おいちかった)を堪能しながら伺う、タローさんのたくさんのお友達の話も
とても楽しいものでした。


パフェのそこのコーンフレークを食べるころ、ようやく「どやさ!!」の話を振ってくださいました。
やっとだよ!!
私、タローさんに会うために白シャツ・ジーンズだったのをわざわざ着替えて
くるよちゃんになったのよ!!

ここで笑ってもらえなきゃ、今日の仕事が終わらんところでしたよ。
最悪帰りに駐車場で振り返って、お店に向かって
「どやさ!!」
って腹をしぱーんって叩いて叫ぶつもりでしたけどね。

・・・こんな頭どうかしてるのをよく30分もかまってくれたなぁ。


で、佐伯に帰ってこうしてPCの前に座っているのですが、
とても親しくして下さっている方から思わぬメールを頂戴し感激しておりました。



今日は「得難きは人との縁よ!」がテーマの一日だったようです。








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