その祈りは泪橋を越える

あさ

2009年12月31日 17:05

今年のクリスマスイブも御ミサに与りました。
残業で5分程遅刻。
もう今年はこんなんばっかりです。


毎年同じ賛美歌、同じ祈りの言葉、同じ司祭様のお話(…いいけど)。
なのですが、今年は賛美歌中声を詰まらせて泣きながら合唱してしまいました。

言い訳するなら泣きべその下地はあったのです。

何日か前のラジオでサンボマスターの「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」が流れていました。
数年前のドラマ、「電車男」の主題歌だったので
憶えておいでの方も多いと思います。
OPのアニメのキャラクターデザインがお御所、OKAMAさんと聞いてびっくりしてました。
(オタクに非ず。まだまだ私なんかこぬるいわ)

飛び飛びの視聴とは言え、放送時から聞く度泣いていたのですが、
あれはいい曲でしたね。



「悲しみで花が咲くものか!!」


というところで


「ほんとなーーー!!」


と返事をしながら涙腺決壊。
車の運転中だというのにラジオからこのフレーズが流れると号泣。
さらに


「愛と平和! 愛と平和!!」


の大絶叫で化粧し直し決定。
一緒に大声で歌いながら泣きながら運転しながらの大忙しです。

泣かないまでも大声で歌いつつの運転はままあることですから
対向車からの奇異な視線にも慣れたものです。
安全運転だけは心がけるわ。



これがあったものですから、同様に愛や平和を乞い願う賛美歌を歌っておりますと
「今日、同じように愛やら平和やらを願う人が結構おるだろうになんで叶わんのか」
と考え出して、嗚咽を隣の人に気づかれないように必死でした。
場所が場所だけに、ものすごく心配かけそうでしたもの。


割と望めば叶う方なので、ここで一発この辺のでかい祈りを叶えたいものです。
人類そろそろ泪橋を逆に渡ってもいいよな!







追記:このように歌いたいときに歌うので、カラオケには行きません。
   だいたい人と楽しい時間を過ごすのに
   必ずしも消費を介在する必要はないと思うので
   全っ然行く気にならない。
   過剰なマネーゲームからの脱却も泪橋を逆行する手立ての一つだと思います。







泪橋を逆に渡れ…腹巻きと眼帯をしたおっさんが言ってたよ。
        あのおっさんええこと言うわ。  

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