2009年01月11日

30代

もう半年もすれば、30歳になります。

このような30代になりたいというのがあるのですが、
そのひとつが
酒井抱一の「白蓮図」です。

琳派の流れを汲む抱一の絵は、儚げでありながら迫るような情感のあり、
これが文化文政の粋人の感性なのねと長く私の心を捉えます。

その中でも特に好きなのがこの「白蓮図」です。
上下に大きな蓮の葉を配し、左にすっと立つ瑞々しく清らかな白い蓮。
右下にはうっすら緑色がかったつぼみがあります。

このように控えめながら上に向いて清廉に咲き、
その葉でつぼみを朝露から守るように
後進を育てる30代になりたいものです。





・・・今?出来てないすわー。
ごめんなー、S君よ。
奇矯ぶりだけで言ったら、私の20代後半は若冲の「群鶏図」でした。




まずは京都の細見美術館に本物を見に行きますかな。







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Posted by あさ at 00:17│Comments(2)考える
この記事へのコメント
え、え、Σ( ̄□ ̄* お年を聞いて、ビックリ その知識・教養・それに美貌は確かめておりませんが、絶対に先輩だと思っておりました
あと半年、素敵な『アラ30』を満喫して下さい (^o^♪
Posted by おるん at 2009年01月11日 11:55
ご勘弁ください。
なに一つ持ち合わせておりません!!

頭を振ったらおが屑が出てくるんじゃなかろうか
というぐらい、中身が詰まっておりません。

容姿ぐらいなんとかならんものかと模索中です。
Posted by あさ at 2009年01月18日 12:17
 
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