2009年03月22日

晴読雨読

先週から今週にかけて祖父に持っていった本は
「秀吉と利休」 「次郎長三国志」「バルトの楽園」でした。

「次郎長三国志」が一番好感触だったのがちょっと意外。


「秀吉と利休」は先週、直木賞受賞作の「利休にたずねよ」を読んでから
勢いがついてしまった私につき合わせてしまいました。
「へうげもの」「信長遊び」と利休利休の数日でした。
いやー、「へうげもの」面白いわ。
細川護熙の顔の細川幽斎が強い強い。
忠興ちゃん(大変愛くるしい)が白目むく度爆笑してました。

「秀吉と利休」を持っていったとき、
「利休はどのへんで切腹するのか」と聞かれました。
ちょっ、おじいさん!そこだけ読む気?!
三島由紀夫みたいなこと言うなぁ。
(世の中にはいろんな趣味の人がいる。でもそれが自分と違うものというだけでその人を嫌悪するのは少し違う)


「バルトの楽園」は実話を基にした映画のノベライズです。
徳島にあった、ドイツ人捕虜収容所の話です。
ここの所長が会津出身というだけでアタイ泣いちゃうよ!
これは是非オススメしたい作品です。故に内容は省略。


会津といえば、「ヤッターマン」のボヤッキーさんも会津のご出身だそうです。
もうそれだけでTVに向かって応援しちゃいましたね。
「頑張れ、会津の人!!勝てば官軍だ!!」って。
会津の人にこの応援の仕方もなんですが。

そば職人になるという夢を抱き上京するも、悪の道に進んでしまったボヤッキーさん。

「全国の女子高生を敷き詰めて、その上をゴロゴロ転がる」

という欲望が
会津魂を持つ彼をして、悪の道に走らしむるのですね。
人の欲のなんと悲しいことよ!
しっかししょーがねーなー、ボヤやん。


祖父は充実した(?)読書生活を送ったようですが、
今週の私はメモも取らないような、しょーもない本ばかり読んでいました。
数えたら8冊。
読んでも身にならないなら、時間の無駄だようなぁ。
ちょっと反省。










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Posted by あさ at 01:26│Comments(2)
この記事へのコメント
おじいさまご登場、うれしく拝読しました。
「利休はどのへんで切腹するのか」
思わず笑ってしまいました。私も同じことを言いそうだからです。

会津に肩入れしては家中であしらわれているわたくしは
嬉しゅうございました!
Posted by か at 2009年03月22日 13:51
おお!
かじ様も会津贔屓でらっしゃいましたか!
もう×2、ご縁を感じてよろしゅうございますか?!

「まだ120年しか経っていない」

諸説あるとはいえ、やはり重い言葉ですね。
Posted by あさ at 2009年03月25日 21:55
 
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