2008年08月09日

麻雀放浪記

阿佐田哲也 著 「麻雀放浪記」読了

マンガ、映画にもなっていましたね。
映画では坊や哲が真田広之、ドサ健が鹿賀たけし(字がわからん)でした。

戦後の復興期を舞台に、やけっぱちで後ろ暗くてでも底抜けの明るさのなか繰り広げられる死闘。
バイニンたちの金と命のやりとり!
ビリビリするような緊張感!
恋人も質草にしてブつ!!
死人が出てもおかまいなし!!
まさに甘さ0のピカレスク!!

「大四喜十枚爆弾」なんて言われたら痺れちゃうよ!!かっこいーー!!

3、4年前ふんわりさんの作画で漫画化された時の、「近代麻雀」に少しだけ関わったのですが、
ふんわりさんのあの哲っちゃんは本当に可愛かった。
単行本にならんものか。

その「近代麻雀」に載っていた雀荘の広告に同級生が出てたのには度肝を抜かれました。
赤いチャイナ着て、「専属の雀士です」って。
「えええええぇぇぇぇ」って。

こんなに近くに修羅の道を歩んでいるのがいるとは思いませんでしたよ。
今はもう引退したようですが、お盆休みにこっちに帰ってきてた一緒に飲みたいです。







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Posted by あさ at 23:52│Comments(2)
この記事へのコメント
記事UP早すぎ(笑)
麻雀放浪記はいい映画でしたね、高品格の名演が忘れられません。
勿論この作品で真田広之が一皮剥けた感があります。
色川武大名の著作も読んでみたいと思いつつそのままです。
あ!トップページにジャン公麻雀サークルがあります。
もしお友達が帰って見えられるときはご一報ください。大分で大歓待いたします。
Posted by タロー at 2008年08月10日 00:06
日頃が蟹工船にでも乗っているかのような勤労ぶり(?)なので
家のPCに久しぶりに触ると止まりません。
寝た方がいいってわかっているのにぃ。

映画、本当によかったですよね。
ドサ健の
「家に帰ったら尻のひとつでも触ってやるか~」という台詞がまた。
ラストのまゆみとの遣り取りにもグッと来ました。
博打を止められない男の悲しさと滑稽さが叙情的ですらありました。

友人には帰ってきたら是非と伝えておきます。
Posted by あさ at 2008年08月10日 00:21
 
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