2009年07月19日
2009年07月19日
いけんな!
先週の日曜日美術館は与謝蕪村でした。
ドラマシーンでは蕪村役は火野正平氏がされていました。
60を過ぎ芸者小糸と恋に落ちる蕪村。
キャスティングの決め手はこの辺かしら。
そんなわけで、先日もマダムカフェで
「火野正平はいけんな!!」
とカキ氷をいただきながら一席ぶってみました。
おかしい。
確かに最初のうちは
「鳶鴉図でましたねぇ」なんて話をしてたのに。
私の中では火野正平と成田屋の御曹司は同じカテゴリーです。
あいつらはいけん。
ドラマシーンでは蕪村役は火野正平氏がされていました。
60を過ぎ芸者小糸と恋に落ちる蕪村。
キャスティングの決め手はこの辺かしら。
そんなわけで、先日もマダムカフェで
「火野正平はいけんな!!」
とカキ氷をいただきながら一席ぶってみました。
おかしい。
確かに最初のうちは
「鳶鴉図でましたねぇ」なんて話をしてたのに。
私の中では火野正平と成田屋の御曹司は同じカテゴリーです。
あいつらはいけん。
2009年07月19日
会いたい
イタリアの経済学者、パレードの言葉だか、パレードについての言葉です。
Chi va piano,va sano,
Chi va sano,va lontano,
静かに行く者は、健やかに行く。
健やかに行く者は、遠くまで行く。
正しく祖父です。
昨日も会ったのに今日も会いたいなぁ。
あや子さんにも会いたい。
祖父の妹です。
大叔母というのでしょうか。
あや子さんはすごい。
絶対に人の言うことを否定しない。
いつも
「そじゃーの、そじゃーの」(そうですね、そうですねの意)
という。
これはなかなか出来ることではありません。
私をはじめ、浅ましい人間は己の知識や考えをひけらかそうと
敢えて人の意見に反対することがあるものです。
愚者です。
これがあや子さんにはない。
絶対にない。
ちょっと同じ事を何度も言うとか、歯が金色で屋外では眩しいとかありますが、
祖父同様大変尊敬しています。
明日会いに行くか。
Chi va piano,va sano,
Chi va sano,va lontano,
静かに行く者は、健やかに行く。
健やかに行く者は、遠くまで行く。
正しく祖父です。
昨日も会ったのに今日も会いたいなぁ。
あや子さんにも会いたい。
祖父の妹です。
大叔母というのでしょうか。
あや子さんはすごい。
絶対に人の言うことを否定しない。
いつも
「そじゃーの、そじゃーの」(そうですね、そうですねの意)
という。
これはなかなか出来ることではありません。
私をはじめ、浅ましい人間は己の知識や考えをひけらかそうと
敢えて人の意見に反対することがあるものです。
愚者です。
これがあや子さんにはない。
絶対にない。
ちょっと同じ事を何度も言うとか、歯が金色で屋外では眩しいとかありますが、
祖父同様大変尊敬しています。
明日会いに行くか。
2009年07月19日
食事会
食事会に行きました。
めっっっったに行かないのですが、
今回は少人数ですし、何よりお誘いしてくださった社長がとてもよい方。
リーダーシップというものは、地位や名誉、力に関することではなく
責任に関するものだということだというのをよくよくご存知で、
なにより実践されている方。
さらに奥様を大事にしてらして、娘ちゃんたちの尻を追いかけない紳士でらっしゃる。
おまけで顔が柳田理科雄(空想科学読本の人)に似ている。
似ているというか同じ顔。
幸田来未と中尾彬の嫁はんが同じ顔に見える私がいうのだから間違いない。
そんなわけで安心してご一緒させていただきました。
この日は日本酒をたくさんいただきました。
本当に本当に美味しかった。
「佐伯の殿様浦でもつ」に得心。
やっぱりお魚ね。
うに丼もいただいちゃった。贅沢。てへ。
河岸をかえてもやっぱり日本酒。
理科雄さん(仮)に何度か連れて行ってもらったお店ですが、
こちらはお酒に大変お詳しいママさんがなさっています。
洞爺湖サミットでも饗されたお酒なんてのもあって、美味しいおいしい。
申し訳ないぐらい飲んでしまいました。
毎回後日のお返しはワインを差し上げているのですが、
ここのところ暑いので、シャンパンとスパークリングワインをお贈りすることにしました。
…酔っぱらった状態でネットショッピングをするのは本当に危険ですね。
上記2本組1SETのつもりが、2SET購入してしまいましたよ。
翌朝慌てて電話でキャンセルしました。
酒席で理科雄さんに初孫が生まれたという話を伺ったので、
酒瓶にミッフィーちゃんとメラミーちゃんのパペットを被せました。
喜んでいただけるかしら。
めっっっったに行かないのですが、
今回は少人数ですし、何よりお誘いしてくださった社長がとてもよい方。
リーダーシップというものは、地位や名誉、力に関することではなく
責任に関するものだということだというのをよくよくご存知で、
なにより実践されている方。
さらに奥様を大事にしてらして、娘ちゃんたちの尻を追いかけない紳士でらっしゃる。
おまけで顔が柳田理科雄(空想科学読本の人)に似ている。
似ているというか同じ顔。
幸田来未と中尾彬の嫁はんが同じ顔に見える私がいうのだから間違いない。
そんなわけで安心してご一緒させていただきました。
この日は日本酒をたくさんいただきました。
本当に本当に美味しかった。
「佐伯の殿様浦でもつ」に得心。
やっぱりお魚ね。
うに丼もいただいちゃった。贅沢。てへ。
河岸をかえてもやっぱり日本酒。
理科雄さん(仮)に何度か連れて行ってもらったお店ですが、
こちらはお酒に大変お詳しいママさんがなさっています。
洞爺湖サミットでも饗されたお酒なんてのもあって、美味しいおいしい。
申し訳ないぐらい飲んでしまいました。
毎回後日のお返しはワインを差し上げているのですが、
ここのところ暑いので、シャンパンとスパークリングワインをお贈りすることにしました。
…酔っぱらった状態でネットショッピングをするのは本当に危険ですね。
上記2本組1SETのつもりが、2SET購入してしまいましたよ。
翌朝慌てて電話でキャンセルしました。
酒席で理科雄さんに初孫が生まれたという話を伺ったので、
酒瓶にミッフィーちゃんとメラミーちゃんのパペットを被せました。
喜んでいただけるかしら。
2009年07月19日
ナイアガラ対播磨屋
美の壷「滝」、皆さんいかがでしたか?
もう正雄が正統派二枚目に見えない。
おかしな人にしか見えない。
だからなおのことLOVE。
(それでれもまだスペシャルの回での谷さん復活を望む、この未練がましさよ。)
仔犬に噛まれてわんわん泣く正雄の心を慰めた滝。
今回も美しいものと音楽に触れることが出来て良かった。
これで来週も頑張れる。
もう私の生活の品質管理に必須となっています。
頼む、正雄。100まで生きてくれ。
貴方なら出来る。
乙女の血が必要ならゆうてくれい。
ちぃときさねぇが、なんぼでん送っちゃる。
飲みねぇ!飲みねぇ!
今回出た日光の華厳の滝と、東京は青梅市の御岳山には行ったことがあります。
特に御岳山は夏、毎年のように訪れていた時期もありました。
そういえばここで昔、「さんま大先生」のロケを見た覚えがあります。
まだ中ぐらいの大きさだった内山君もいました。
以前の「雪」といい、「苔」といい精神性に富んだ自然の美に強く惹かれます。
神が宿り、人の祈りの対象になるそれらには、そのものの美以上に
それを古代から絶えず守ってきた人間の魂の美しさを感じるからこそ
こうも感動するのでしょう。
岩に当たり砕ける水の白い飛沫、夏の強い光で透ける木々の緑は潤いを見せ
岩の鈍い灰色は高貴でさえあります。
それを模した応挙の掛け軸(すごい迫力!)や、北斎の浮世絵もJAZZYな音楽を
背景として轟々とした水の音が聞こえるようでした。
また滝の名前も美しい。
華厳、寂光、白糸・・・。
名づけた往時の日本人の感性と素養に感謝。
字面も音も典雅なその美しさが、私のささくれ立ち、こ汚い心を清めてくれます。
来週の予告(熱帯魚)もしっかり見て、視聴終了。
もうこの滾る血潮を沈めるのは本物見るしかないね!
ということで「東洋のナイアガラ」こと原尻の滝にレッツゴー(三匹)。
「♪ナイアガラ~GOGO! ナイアガラ~GOGO!!(エンドレス)」
と、歌いながらいそいそと滝見に飲むお茶の用意をしておりましたが、
何気に民放に変えると、鬼平をやっているじゃありませんか。
「ブンゴロウさぁぁぁぁぁん!!!ぅうわぁぁぁぁぁん!!」
賀来千賀子さん(?)がさっきの正雄より泣いています。
こりゃいかん。
美人が泣いているのに置き去りにするわけには行きません。
ブンゴロウさんの容態も気になるので、そのままTVを見ることにしました。
もう話はクライマックスで、鬼平が「火付盗賊改、長谷川平蔵である!」と
悪そうな人に自己紹介してるような時間だったので、話は全く分りませんでしたが
お白洲で鬼平が親切にもことの仔細を訥々と語ってくれたので
駆け込み的に一緒に涙してしまいました。
私の涙は大変お安うございます。
久々に見るおまさは相変わらず美人でしたし、
エンディングのジプシーキングスの「インスピレイション」も身悶えする様な旋律です。
何より鬼平の播磨屋の男振りのよさはここ数十年かわらないのではないでしょうか。
先日NHKスペシャルか何かで中村富十郎さんとそのご子息(名前失念)のドキュメントをしていましたが、
「勧進帳」をやるにあたってお父さんが弁慶、息子さんが義経という配役の中、
富樫が吉右衛門さんということで、少しだけインタビューに応えてらっしゃいました。
御髪が真っ白になったとはいえ、否、だからこそなのか大変な美丈夫です。
きっとこれ以上ない美しい富樫になることでしょう。
そんなわけで私の中の「東洋のナイアガラVS東洋の真珠吉右衛門、週末のデスマッチ」は
吉右衛門に軍配が上がったのでした。
もう正雄が正統派二枚目に見えない。
おかしな人にしか見えない。
だからなおのことLOVE。
(それでれもまだスペシャルの回での谷さん復活を望む、この未練がましさよ。)
仔犬に噛まれてわんわん泣く正雄の心を慰めた滝。
今回も美しいものと音楽に触れることが出来て良かった。
これで来週も頑張れる。
もう私の生活の品質管理に必須となっています。
頼む、正雄。100まで生きてくれ。
貴方なら出来る。
乙女の血が必要ならゆうてくれい。
ちぃときさねぇが、なんぼでん送っちゃる。
飲みねぇ!飲みねぇ!
今回出た日光の華厳の滝と、東京は青梅市の御岳山には行ったことがあります。
特に御岳山は夏、毎年のように訪れていた時期もありました。
そういえばここで昔、「さんま大先生」のロケを見た覚えがあります。
まだ中ぐらいの大きさだった内山君もいました。
以前の「雪」といい、「苔」といい精神性に富んだ自然の美に強く惹かれます。
神が宿り、人の祈りの対象になるそれらには、そのものの美以上に
それを古代から絶えず守ってきた人間の魂の美しさを感じるからこそ
こうも感動するのでしょう。
岩に当たり砕ける水の白い飛沫、夏の強い光で透ける木々の緑は潤いを見せ
岩の鈍い灰色は高貴でさえあります。
それを模した応挙の掛け軸(すごい迫力!)や、北斎の浮世絵もJAZZYな音楽を
背景として轟々とした水の音が聞こえるようでした。
また滝の名前も美しい。
華厳、寂光、白糸・・・。
名づけた往時の日本人の感性と素養に感謝。
字面も音も典雅なその美しさが、私のささくれ立ち、こ汚い心を清めてくれます。
来週の予告(熱帯魚)もしっかり見て、視聴終了。
もうこの滾る血潮を沈めるのは本物見るしかないね!
ということで「東洋のナイアガラ」こと原尻の滝にレッツゴー(三匹)。
「♪ナイアガラ~GOGO! ナイアガラ~GOGO!!(エンドレス)」
と、歌いながらいそいそと滝見に飲むお茶の用意をしておりましたが、
何気に民放に変えると、鬼平をやっているじゃありませんか。
「ブンゴロウさぁぁぁぁぁん!!!ぅうわぁぁぁぁぁん!!」
賀来千賀子さん(?)がさっきの正雄より泣いています。
こりゃいかん。
美人が泣いているのに置き去りにするわけには行きません。
ブンゴロウさんの容態も気になるので、そのままTVを見ることにしました。
もう話はクライマックスで、鬼平が「火付盗賊改、長谷川平蔵である!」と
悪そうな人に自己紹介してるような時間だったので、話は全く分りませんでしたが
お白洲で鬼平が親切にもことの仔細を訥々と語ってくれたので
駆け込み的に一緒に涙してしまいました。
私の涙は大変お安うございます。
久々に見るおまさは相変わらず美人でしたし、
エンディングのジプシーキングスの「インスピレイション」も身悶えする様な旋律です。
何より鬼平の播磨屋の男振りのよさはここ数十年かわらないのではないでしょうか。
先日NHKスペシャルか何かで中村富十郎さんとそのご子息(名前失念)のドキュメントをしていましたが、
「勧進帳」をやるにあたってお父さんが弁慶、息子さんが義経という配役の中、
富樫が吉右衛門さんということで、少しだけインタビューに応えてらっしゃいました。
御髪が真っ白になったとはいえ、否、だからこそなのか大変な美丈夫です。
きっとこれ以上ない美しい富樫になることでしょう。
そんなわけで私の中の「東洋のナイアガラVS東洋の真珠吉右衛門、週末のデスマッチ」は
吉右衛門に軍配が上がったのでした。
2009年07月19日
七夕
七夕の夜、隣の隣の市までコーヒーを飲みに行きました。
昼間こそ晴れていましたが夜になると星も見えず雨も降り出しそうです。
この日はさらに満月だったので、なおさら曇天が惜しまれました。
時間の問題なのか曜日の問題なのか、今回も完全貸切状態で長居してしまいました。
BGMのJAZZの透き間すきまに虫の音が鈴のように聞こえ、
高い天井のシーリングファンはゆるゆると回っています。
各テーブルに生けられた野アザミは慎ましげなピンク色で、
花器の青いガラスの瓶に映えて愛らしいものでした。
窓に浮かぶ庭のふんわりとした明かりは、今夜見れなかった月の代わりのようです。
もうワシがいなかったら完璧な空間よのうなどと思いながら、
ウインナーコーヒーを楽しんでいました。
そしてここで読んだこのときのサライの最新号で
CDのレビューのページ、「聴く」を担当されてらした黒田恭一(75)さんが
5月下旬逝去されていたのを知りました。
葬儀で配られたご本人からのメッセージには
両親、奥様、弟妹、友人、そして音楽への感謝が綴られていました。
この方のCDレビューを参考にプレゼント用のCDを何度が購入したことがありましたし、
なによりものを評するのに陥りがちな、無闇な知識のひけらかしと根拠のない批判が
まったくない文章で、誠実で聡明、謙虚なお人柄が窺い知れる素敵なレビューでした。
ご冥福をお祈りしつつ、黒田さんが最後に紹介されたビル・エヴァンスを聴きながら
家路に着きました。
昼間こそ晴れていましたが夜になると星も見えず雨も降り出しそうです。
この日はさらに満月だったので、なおさら曇天が惜しまれました。
時間の問題なのか曜日の問題なのか、今回も完全貸切状態で長居してしまいました。
BGMのJAZZの透き間すきまに虫の音が鈴のように聞こえ、
高い天井のシーリングファンはゆるゆると回っています。
各テーブルに生けられた野アザミは慎ましげなピンク色で、
花器の青いガラスの瓶に映えて愛らしいものでした。
窓に浮かぶ庭のふんわりとした明かりは、今夜見れなかった月の代わりのようです。
もうワシがいなかったら完璧な空間よのうなどと思いながら、
ウインナーコーヒーを楽しんでいました。
そしてここで読んだこのときのサライの最新号で
CDのレビューのページ、「聴く」を担当されてらした黒田恭一(75)さんが
5月下旬逝去されていたのを知りました。
葬儀で配られたご本人からのメッセージには
両親、奥様、弟妹、友人、そして音楽への感謝が綴られていました。
この方のCDレビューを参考にプレゼント用のCDを何度が購入したことがありましたし、
なによりものを評するのに陥りがちな、無闇な知識のひけらかしと根拠のない批判が
まったくない文章で、誠実で聡明、謙虚なお人柄が窺い知れる素敵なレビューでした。
ご冥福をお祈りしつつ、黒田さんが最後に紹介されたビル・エヴァンスを聴きながら
家路に着きました。