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2009年07月04日

ライオンは黒い瞳

井上陽水で「とまどうペリカン」という歌があります。
昔この歌に出てくるライオンに
私のイメージが被ると言われた事があります。

私がライオンに似ているというより
ライオンを見るペリカンに
その人は心を託していたのでしょう。
陽水の曲を引き合いに出すあたりに。

私はそれに応えませんでした。



「黒い瞳」というイタリア映画があるそうです。
私は未見ですが、あらすじを話された上で
その主人公の女性に似ているといわれたことがあります。


私はそれにも応えませんでした。







なーんてな!!

モテるとかさー。
モテないとかさー。
どおっでもいいんだよ!!


だいたい「とまどうペリカン」だって
♪あなたライオン お腹を空かせ
ってとこだけ拾って言ったのかも知れないしさー。


「黒い瞳」だって
渡辺ズン一みたいなおっさんの都合のいい夢物語だしさー。




どーなってんだよぉぉぉ。
30なったら女の土俵降りれるんじゃなかったのかよぉぉぉぉ。


ニーチェだって「善悪の彼岸」で「真理は女である」って言ってたじゃねぇかよぉ。
「真理なんざ女と同様一種の幻影なんだから、真面目にその実像を掴もうとすんのはアホやじゃ」ってよぉぉ。
(いや、このおっさんの言うことも鵜呑みに出来んが)


女本人である私だってそう思うときがあんだからよぉぉぉ!!
「女という憧憬」は手に入れた時点で霧散するんだよぉぉぉ!!
そんな儚いものを頼りに生まれる愛なんざいらねぇんだよぉぉぉ!!
もっと確かなものを見せてくれよぉぉぉ!!






どうしたのかしら、私。
にわか思春期か?



何か悪いもの食べたのかしら。
冷や汁とスペアリブしか食べてないんだけど。
  


Posted by あさ at 23:44Comments(2)考える

2009年07月04日

肉は美味しい。

アルゼンチンの牛肉の話をご存知でしょうか。

アルゼンチンの方はとにかくよく牛肉を召し上がるそうですが、
政府は外貨獲得の為、国内での消費を抑えるべくある政策を立てました。

それが、

国「ごめん!皆ちょっと日曜日は牛食べないで!!」

というものでした。


アルゼンチンは日本と違って国民の政府に対する信頼度が高く、
実際日曜日の牛肉の消費量は減ったそうです。


が、政府が望む結果は得られずこの政策は方向転換されました。
なぜか。



国民「よし任せろ! でも土曜日は倍食べるから!!」






結局食べてる牛肉の量はほとんど変わらなかったそうです。
ですがちょっといい話ですよね。
アルゼンチンの牛肉は美味しいようだ。



40になったら応量器を使いたいと思っているのに、肉喰いが止まらない私です。
今夜もきつく塩を振ったスペアリブを食べながら、この話を思い出していました。
39歳の秋あたりから3食肉を食べそうです。




  


Posted by あさ at 22:59Comments(4)ごはん

2009年07月04日

正雄のまね

昨日の「美の壷」ご覧になりましたか?
「花菖蒲」、よかったですね。


梅雨の曇天に似合う淑やかな色味、
先人の尚武の精神を負うスッと立つ佇まいと花弁の形の華やかさ。

そして。





正雄のやり過ぎっぷり!


いやー。
独り言って傍から見るとあんなに狂気に満ち満ちているのね!!
教えてくれてありがとね!!
でも直んないけどね!!



今朝も宝瓶で入れた茶を前に、ゆうべの草刈正雄の真似をしてみました。


「祭具の土師器の如き清らかな白!! 湛えた柳色の高貴なまでの透明感!!
一滴落ちるごと浮かぶ波紋は神のコンパスで描かれた円!!
茶器を温める!茶葉を量る!湯温を下げる!湯を注ぐ!茶をそそぐ!!!
それら静寂の中で行われる動作が、あたかも聖地巡礼のように心は澄む!!
それは一本の線に、やがて点となり、その甘露な恵みが茶器に満たされた時、
私は無を知るのよ!!」


最後にちゃんと勢いよく横向きましたよ。
正しく正雄のまね。



休日出勤で朝から少しくさくさしていたので、いい景気付けになりました。
こんなことばっかりしている。
そりゃ毎日楽しいはずだ。



で、今夜飲みに誘われたのですが、へらへら笑って穏便に断りました。
既婚者と酒を飲むような習慣と役目は私にはないもの。

いやね。
どうにもくさくさするので、
もう一回寝しなのお茶の前に正雄のまねをするかな。





  


Posted by あさ at 22:08Comments(6)映画・TV

2009年07月04日

ペンキの続き

前回の「ペンキ塗り」はなんのまとめもなくばっさり終わっていました。
ペンキで頭がラリパッパになっていたのかしら。
普段が普段だからわからないわ。

そんなわけで補足と思ってお読みください。

夕涼みに行ったカフェですが、途中おば様方3名がみえました。
何やら大盛り上がりです。
サライを読みながら、「アバンティ」の教授よろしく耳をそばだてると(下品ですね)
一人のおば様の憧れの男性のお話でした。

恋バナ?女子トーク?
あまりに縁遠くて、最近はどういう呼称がなされているのかわかりませんが、
とにかく華やかでとても楽しそうです。

こういう話が出来る人は一生出来るのでしょうし、
私のように出来ない人間は屋根に登ってペンキ塗ったりするのでしょうね。

概ね前者の方が多いわけですが、
恋愛という人との濃密な共生を欲求する人たちが
「出来ない人間」に対して、ひどく奇異な目で見るのは何故でしょうか。
自分と違う考えの人間がいることを意識した方が、
彼ら、彼女らの求める恋愛関係が維持できると思うのです
・・・まぁいらん世話です。

そんな取り留めのないことを考えながら、話を聞くともなしに聞いていました。
見た目こそ品が良さげなおば様方で、話も女子校生のようでしたが、

「しばらく鍵を閉めて寝られんな!ハハハハハ!!」

にはコーヒーを吹きかけました。
何だその赤松啓介みたいなオチ。

あー面白かった。


お店を出て界隈を散歩したのですが、
近くある祇園祭のお囃子のお稽古の音が聞こえてきました。
石畳を歩く中、線香の匂いでしょうか微薫が漂う夕凪の時間です。
祭囃子は渦中にあるより、遠くに聞こえる方が夏を強く感じるのは何故でしょうか。




歩いて歩いて。
少し孤独に甘えて、また歩いて。

摺鉦の高い音がやがて掠れて聞こえる頃。







道に迷った。


なんと寓意的な。
いつものことなので全然気にしません。
仏舎利塔が左に見えるのと、坂を降り切ることだけを考えて駐車場を探しました。
迷ってもなんだかんだで帰り着くんだからいい。



そんなわけでいい夕涼みだったのですよ。
おちまい。

  


Posted by あさ at 21:34Comments(4)外出