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2008年12月28日

「深夜食堂」

「深夜食堂」 1・2巻 安部夜朗 読了

マンガです。ビックコミックオリジナルにて連載中。

深夜12時から朝7時まで営業するその店のメニューには

・焼酎1杯 400円
・酒2合 500円
・ビール(大) 600円
:豚汁定食 600円

以上。

これにそのときある材料で出来るものなら、何でも作るというのが営業方針。
一話につき一つのメニュー、それにまつわる客のエピソードで構成されています。

これがおなか空くんですよ、読んでると。

赤いウィンナー、昨日のカレー、猫まんま、牛すじ大根たまごのおでん、焼き海苔、
たらこ、カツ丼、ナポリタン、ポテトサラダ・・・

嗚呼、腹がグーグーなるわい!!

食べなきゃいけないのに、疲れていて何を食べていいのかわからないとき助けてくれます。
(私はこれがかなり多い。何も買わないでコンビニを出ることもしばしば)


絵がまたよいのです。
バリエーションの多い人物の顔が、一つ一つ完成されています。
あの少ない線でこれはすごい。
なんというかイラストっぽい顔なんですよね。

そして枠線以外は全部フリーハンド。下書きでは定規を使っているのでしょうが
このよれっとした線がいい。
集中線までフリーハンドなのですが、中心すらとってない。気分で引いてる。

たぶんアシスタントは入っていないと思います。
モブもこの人の絵なんですもの。
こういうマンガを一人で描くというは、考えるだけでうっとりするなぁ。

多分著者は若い方ではないと思います。
10ページのマンガなのでわかりやすくしていますが、
人の心の機微や人生の奥行きがそこにはあるのです。
わかりやすいが故に「浅く」感じる方もいるかもしれません。
うーん、どうだろ。



あえて注文するならトーンの削り方でしょうか。
食べ物の湯気の削りとか、見るたび「どーしたの?!」っていってしまいます。


オススメです。











  


Posted by あさ at 01:25Comments(2)

2008年12月28日

「自閉症裁判」

「自閉症裁判 レッサーパンダ帽男の罪と罰」 佐藤幹夫 著 読了

最近文庫化されました。
裁判員制度スタートに伴い、こういった本が手に入りやすくなったのでしょう。
著者は障がい児教育に20年携わってきた方ですが、
過剰に加害者側に肩入れすることなく、被害者の遺族の声にも真摯に向き合っています。
というより「そうでなければ」という、物を書くものとしての葛藤が端々に滲み出ていて、
障がい者の犯罪について、我々は何を考えればよいか示唆してくれます。

やはり真面目に物を言おうとする人の言葉というのは、ちゃんと伝わるものなのですね。

  


Posted by あさ at 00:42Comments(0)

2008年12月28日

ベーコン

年末行事としてベーコンを作ります。

ただ今塩抜き中。
ここが出来を左右します。
まさに「いい塩梅」を目指さねばなりません。

横には黒豆が浸かっています。
正月は美味しいものだけいただきたいもの。
ワタクシお節の中で美味しく作れるものは黒豆しかありません。
よって黒豆しか作らん!!


明日は一日乾燥&燻製ボックスの作成、明後日は本番。
存分にモクってやりますよ。

某渓谷で本を読んだり木を削ってスプーンを作ったりして5時間。
これでビア樽腹になって目が青くなって、髭を生やしたらC・W二コルですね。
(つーかそれもう別人)
あと祖父用にマフラーを編みます。
こないだ会ったら首に何かよく分からないものを巻いていたので。


寒風吹き荒ぶ中、飴色になる肉をにやにやしながらお守りをします。
楽しみだな。





いよいよ年の瀬よのぅ。

  


Posted by あさ at 00:17Comments(2)ごはん