2009年02月14日
ジョーカー・ゲーム
「ジョーカー・ゲーム」 柳広司著 読了。
陸軍内に設立されたスパイ養成学校、通称「D機関」。
そこで教育された、ずば抜けて鋭利な頭脳と行動力を持つ者たちは
上海、横浜、ロンドン各地で諜報戦を繰り広げていくー。
面白かったです。
2009年の本屋大賞にも選ばれたとか。さもありなん。
メディアミックスを予感させる華がありますもの。
角川書店から出てるし、まずマンガ化は間違いなさそうです。
「北神伝奇」や「木島日記」の森美夏の表紙絵が、
物語のスタイリッシュな雰囲気を引き立ててくれます。
推理物の側面もあるので内容は筆を省きますが、
久々にエンタテイメントに富む本を読んだなぁと思いました。
が、
「これ思いっきり畠山清行の「秘録陸軍中野学校」じゃーん」
と思いながら読んでいたので、こちらを先に読んでいない方が楽しめたかもしれません。
独り言のときはまだ「じゃん」と言ってしまいます。
やぁね。直らないのかしら。
「秘録ー」に限らず、畠山氏の文章はノンフィクションとおっしゃる割りに
筆が走りすぎるというか、サービス精神が旺盛なところがあるので、
はっきり「フィクションです」と言っている「ジョーカー・ゲーム」の方が
やはりサクサクと面白く読めます。
オススメです。
陸軍内に設立されたスパイ養成学校、通称「D機関」。
そこで教育された、ずば抜けて鋭利な頭脳と行動力を持つ者たちは
上海、横浜、ロンドン各地で諜報戦を繰り広げていくー。
面白かったです。
2009年の本屋大賞にも選ばれたとか。さもありなん。
メディアミックスを予感させる華がありますもの。
角川書店から出てるし、まずマンガ化は間違いなさそうです。
「北神伝奇」や「木島日記」の森美夏の表紙絵が、
物語のスタイリッシュな雰囲気を引き立ててくれます。
推理物の側面もあるので内容は筆を省きますが、
久々にエンタテイメントに富む本を読んだなぁと思いました。
が、
「これ思いっきり畠山清行の「秘録陸軍中野学校」じゃーん」
と思いながら読んでいたので、こちらを先に読んでいない方が楽しめたかもしれません。
独り言のときはまだ「じゃん」と言ってしまいます。
やぁね。直らないのかしら。
「秘録ー」に限らず、畠山氏の文章はノンフィクションとおっしゃる割りに
筆が走りすぎるというか、サービス精神が旺盛なところがあるので、
はっきり「フィクションです」と言っている「ジョーカー・ゲーム」の方が
やはりサクサクと面白く読めます。
オススメです。