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2009年02月15日

バレンタインデー

今月別府トキハに出店された
マダム・アクエリアスに開店のお祝いを申し上げるため
朝もはよから参じました。

別府までのBGMは川井郁子さんのカーネギーホールでのライブCDです。
ロドリーゴのアランフェス協奏曲、リベルタンゴ、荒城の月など目白押しです。
宵待草がよかった。


あいにくマダムにお会いすることは出来ませんでしたが、
やはりお忙しい御身、お仕事のお邪魔になってはいけないので
これでよかったのでしょう。
次があるでがんす。(鬼の爪が抜けていない)


すぐに辞去したあと大分で用事をこなして佐伯に戻りました。
途中パパスダイナーのタロー様に、チョコの一つもお渡ししようかしらと思いましたが
きっとおモテになる方でしょうし、愚昧な娘っ子(30間近で言い張るか)のチョコなんぞ
ただのデブちんの素ぐらいにしかお思いにならないでしょう。
今年は親族と女性にしか贈らないでがんす。
ちゅーか毎年でがんす。


家に帰って帰路で買った花を生けたあと、体がなまっていたので山に登りました。
こういう唐突さが私の多くの悪癖の一つです。

先週の「拾った棒と石で海に向かってノック」もこの悪癖が故です。
おかげで8cmのヒールに傷をつけてしまいました。
せめて砂浜ならまだましだったのでしょうが、小石と貝殻の海岸。
私の頭は帽子を乗せる台か。
もう少し考えて行動しなさい。
嗚呼、お直しに出さねば。


話は戻って山ですが、今日の暖かさといったらなかったですね。
汗をかきかき登りました。気持ちよかった。
途中まったく人と会わなかったのですが、
皆さんバレンタインデーを楽しんでらっしゃるということかしら。
日永をかこつのはアタイだけ?



帰ってシャワーを浴びた後、久しぶりの佐伯マダムカフェにお邪魔しました。
飾られた小さな雛人形が愛らしい。
相変わらず趣味の良い方です。

チョコレートをお渡ししたら早速の倍返しです。
気を遣わせてごめんなさい~。
マダム・アクちゃまもすぐTEL&メールをくださったし、
こういう遣り取りの「早さ」もエレガントな女性の条件なのね、と学びました。


さらに余勢を駆って日頃お世話になっているところにチョコを持っていきました。
こちらでは

「おなかがすいたよ!!」

というと

「これでも食っとけ!!」

といって、丁寧な仕事のごはんを食べさせてくれます。
先日も春のはしりの白魚のお吸い物をいただきました。
美味しゅうございました。(岸朝子調)


ここでもお返しのチョコをいただき、恐縮しながら帰りました。


「蒔いた分だけ帰ってくる」というのは本当なのだなぁと思った一日でした。  


Posted by あさ at 02:02Comments(4)外出

2009年02月15日

香り

香りというのは、やはり精神状態を左右しますね。
好ましい香りは概ねよい思い出と直結しているようです。

部屋の香りにはいただき物のクラシカルな石鹸の香りのサシェがメインで
クローゼットには白木蓮のサシェを使っています。

副次的に掃除の後「朝霧」というお香を炊いています。
色味のろくにない服を着て、香と掃除と沈黙(独り言はノーカン)の毎日。

・・・これなんていう作務?
尼寺へ行け、尼寺へ!!(BYハムレット)←こいつもたいがいな奴ですな。人のことは言えんが。





嗅覚が鋭い方というのは頼もしいですね。
見合いの釣り書に「鼻がいい」と書かれたらキュンキュンしてしまいそうです。
生存能力が高そうで素敵じゃありませんか。
「鼻が利く」という慣用句を考えた昔の人は、センスいいなぁ。

我々が古代の人より格段に劣った五感が嗅覚だと言いますが、
やはり匂いでものを判断しなくても
生きていける現代はありがたいぬるま湯です。
アタイ、甘い汁とぬるま湯がダイスキ!!

だめすぎる。
でもいいのです。
先代の努力の恩恵に感謝し、
竹島やら尖閣諸島やらの急務でない問題は
次代の叡智に委ねましょう。
じゃないと大概ケンカになるじゃないですか。
ぬるま湯万歳。




ぬるま湯でふやけきったあさちゃんですが、
これでも多少は艶めいた話があったりなかったり。
梅の香りに纏わる思い出です。

山道に白い梅の花びらが落ちていた季節です。
散りかけとはいえ、雅致に於いて欠けるものではない梅の古木の前で偶然あった人が、
後日私にまた逢えるかと思い、その梅の木がある古道をひとり登ったという話を後日聞きました。

我ながら清らかな話です。

これがいつの間にか、梅を見たらコートを頭から被って

「紅天女!!」


とかやる、ちょっとアレな30女になっていようとはその方も思わなかったでしょう。
時の流れは残酷ですね。
思い出は美しいままで香りと共にしまっておきたいものです。



そういえば昔ジバンシィの「AMARIGE」という香水を恩師から頂戴しました。
「AMOUR(愛)+MARIAGE(結婚)」の造語です。
「愛に溢れた結婚をなさいね」というメッセージだったのかもしれません。

・・・。先生ごめんなさい。
マヤちゃんと真澄さんが結婚するころには
我が身もどうにかしたいと思います。
100年先ですね。







  


Posted by あさ at 00:48Comments(2)生活