2009年05月25日
2009年05月25日
うた姫ロード
緒方町のうた姫ロードをやっつけてきました。
端から端まで約40kmの道をうた姫は恋する人を追い苧環の糸を手繰り歩いたと伝えられます。
なんともロマンチックな道です。
通ってみた感想をひとつ。
うた姫、あんたえらい健脚やの!!
もちろんうた姫のような根性も立派な足もない私は車で行きました。
雨のそぼ降る山の中を走るのは、これでなかなか気持ちのいいものです。
フロントガラスを打つ雨音と、雨が流れる様を見るのが好きです。
対向車もいない静かなドライブは思索を深めます。
根暗か?
ほっとけ。
目的は「おだまき」にて白蛇の土鈴を買うことです。
蛇は古代エジプトでは永遠の愛を表すモチーフとされていたようです。
さらに、強さと美しさと自信(威厳・気品・確信)を表現されているそう。
日本では(?)、財運の象徴だそうですね。
なにより「白い」というだけで良い。
途中山の中のケーキ屋さんに寄りました。
イートイン出来る(インといって良いのか判然としませんが)ので、
コーヒーとガトーショコラをいただきました。
どのケーキを選んでもコーヒーとセットで500円。
この価格設定に不安を感じさせるものがある私は
ついお安いケーキを選んでしまいます。
そんなわけで単品399円のティラミスは未だに食べたことがありません。
美味しいですし、ぽつりと山中で頑張るお店には儲けてほしいですもの。
わしは応援しとるで!兄ちゃん、おばちゃん!!
さらに道を外れて、パン屋さん兼カフェで昼食を取りました。
とても居心地のいいお店で、パンも美味しい。
天気も天気なので他にお客も来ず、少し長居してしまいました。
窓から見える緑は雨に濡れて輝き、空気は洗われて清浄そのものです。
店内に流れるボサノバの明るさは、曇天とのコントラストでその哀歓を際立たせます。
…食べ過ぎました。
サラダ、春野菜のマリネ、ゴボウ入りのハンバーグ、パン数種、
30年生きててまだ自分が食べられる量がわからんのか。
再びうた姫ロードをに戻り、ドライブ再開です。
しばらく走るとうた姫の恋人、大蛇の住まう穴森神社に着きました。
おお、これがこれがといいながら、鳥居を潜ると大きな木が並びます。
神社参拝の楽しみの一つは、齢重ねた木々を見ることでしょう。
そういった木々にも地域の方の信心の深さを感じられるというものです。
小さな拝殿の裏には大蛇がいたとされる洞窟があり、この洞窟が本殿だそうです。
拝殿で手を合わした後、裏手の階段を下りいざ洞窟へ・・・。
む、無理。 ムリムリムリムリ。
思い出してもムリムリゆうてしまいます。
階段の途中でうっすら明かりの灯る洞窟が見えたのですが、
足が竦んで立ち止まってしまいました。
いや、神聖な地にむやみに立ち入ってはならぬということでしょう。
八百万の神々への畏敬の念を新たに、Uターンしました。
すると参道で私の前に蛇が!!
黒々としたくちなわに思わず
「キャッ!!」
どちらが怖かったと言えば、そら蛇の方がこわかったでしょう。
大きな生き物が自分に向かって声を上げているのです。
「はわわわわ」といったかんじで草むらに隠れてしまいました。
大きな生き物も車に慌てて乗りましたが、動悸が治まりません。
蛇を見た恐怖は、やがて羞恥と怒りに変わります。
麻雀だ、鬼六だ、ボッコボコだと日頃無頼を気取っていながら、
蛇の一匹横切っただけで「キャッ!」ですよ。
恥ずかしい!腹立つ!!恥ずかしい!!恥ずかしいぃぃぃぃ!!
うわーん!!
「おだまき」に向かう車中で、
「あれは吉兆である!!」
と3回ほど大声で先の恥辱の拭うべく叫んでいました。
ばかだ。
目当ての白蛇の土鈴はパンフレットで見たものとだいぶ趣を異にしてたので
購入は見送りました。
なんつーか富永一郎みたいな絵でしたよ。
車に戻ると今度は大きな虫がいるし!!
「もう山暮らしがしたいって言いません!!」
って叫びました。
お店の人がいなくてよかった。
半端にお街の子なので、虫だのなんだのが本当に苦手です。
ナウシカもおそろしゅうて見たことがありません。
結局お腹を膨らませて、騒いだだけのドライブでした。
端から端まで約40kmの道をうた姫は恋する人を追い苧環の糸を手繰り歩いたと伝えられます。
なんともロマンチックな道です。
通ってみた感想をひとつ。
うた姫、あんたえらい健脚やの!!
もちろんうた姫のような根性も立派な足もない私は車で行きました。
雨のそぼ降る山の中を走るのは、これでなかなか気持ちのいいものです。
フロントガラスを打つ雨音と、雨が流れる様を見るのが好きです。
対向車もいない静かなドライブは思索を深めます。
根暗か?
ほっとけ。
目的は「おだまき」にて白蛇の土鈴を買うことです。
蛇は古代エジプトでは永遠の愛を表すモチーフとされていたようです。
さらに、強さと美しさと自信(威厳・気品・確信)を表現されているそう。
日本では(?)、財運の象徴だそうですね。
なにより「白い」というだけで良い。
途中山の中のケーキ屋さんに寄りました。
イートイン出来る(インといって良いのか判然としませんが)ので、
コーヒーとガトーショコラをいただきました。
どのケーキを選んでもコーヒーとセットで500円。
この価格設定に不安を感じさせるものがある私は
ついお安いケーキを選んでしまいます。
そんなわけで単品399円のティラミスは未だに食べたことがありません。
美味しいですし、ぽつりと山中で頑張るお店には儲けてほしいですもの。
わしは応援しとるで!兄ちゃん、おばちゃん!!
さらに道を外れて、パン屋さん兼カフェで昼食を取りました。
とても居心地のいいお店で、パンも美味しい。
天気も天気なので他にお客も来ず、少し長居してしまいました。
窓から見える緑は雨に濡れて輝き、空気は洗われて清浄そのものです。
店内に流れるボサノバの明るさは、曇天とのコントラストでその哀歓を際立たせます。
…食べ過ぎました。
サラダ、春野菜のマリネ、ゴボウ入りのハンバーグ、パン数種、
30年生きててまだ自分が食べられる量がわからんのか。
再びうた姫ロードをに戻り、ドライブ再開です。
しばらく走るとうた姫の恋人、大蛇の住まう穴森神社に着きました。
おお、これがこれがといいながら、鳥居を潜ると大きな木が並びます。
神社参拝の楽しみの一つは、齢重ねた木々を見ることでしょう。
そういった木々にも地域の方の信心の深さを感じられるというものです。
小さな拝殿の裏には大蛇がいたとされる洞窟があり、この洞窟が本殿だそうです。
拝殿で手を合わした後、裏手の階段を下りいざ洞窟へ・・・。
む、無理。 ムリムリムリムリ。
思い出してもムリムリゆうてしまいます。
階段の途中でうっすら明かりの灯る洞窟が見えたのですが、
足が竦んで立ち止まってしまいました。
いや、神聖な地にむやみに立ち入ってはならぬということでしょう。
八百万の神々への畏敬の念を新たに、Uターンしました。
すると参道で私の前に蛇が!!
黒々としたくちなわに思わず
「キャッ!!」
どちらが怖かったと言えば、そら蛇の方がこわかったでしょう。
大きな生き物が自分に向かって声を上げているのです。
「はわわわわ」といったかんじで草むらに隠れてしまいました。
大きな生き物も車に慌てて乗りましたが、動悸が治まりません。
蛇を見た恐怖は、やがて羞恥と怒りに変わります。
麻雀だ、鬼六だ、ボッコボコだと日頃無頼を気取っていながら、
蛇の一匹横切っただけで「キャッ!」ですよ。
恥ずかしい!腹立つ!!恥ずかしい!!恥ずかしいぃぃぃぃ!!
うわーん!!
「おだまき」に向かう車中で、
「あれは吉兆である!!」
と3回ほど大声で先の恥辱の拭うべく叫んでいました。
ばかだ。
目当ての白蛇の土鈴はパンフレットで見たものとだいぶ趣を異にしてたので
購入は見送りました。
なんつーか富永一郎みたいな絵でしたよ。
車に戻ると今度は大きな虫がいるし!!
「もう山暮らしがしたいって言いません!!」
って叫びました。
お店の人がいなくてよかった。
半端にお街の子なので、虫だのなんだのが本当に苦手です。
ナウシカもおそろしゅうて見たことがありません。
結局お腹を膨らませて、騒いだだけのドライブでした。