2009年04月11日
私の花
先日墓参りに行きました。
あえて春分の日の前と後に行く。
フッフフ。これが玄人の仕事よ。
黄砂でヒョウ柄になった墓石をビカビカに致しましたよ。
行く途中の畦道を見ると白いオダマキの花が!
ウッソ!早っ!しかも白!
摘もうとすると手折れないほどの太い茎と拒むように棘がびっしり。
よく見たら全然違いました。とほほ。
指切っちゃった。
オダマキを勝手に私の花としています。
あさ(麻)糸を巻くオダマキに似ていることからその名がついたこと、
咲く時期が誕生日に近く、誕生花であること、
この二つだけで「これはアタイの花!!」と言い張る。
相変わらずだ。
平家物語に「おだまき」という段があります。
なんと舞台は大分県。豊後大野です。
美しい姫君のところに足しげく貴公子が通います。
やがて姫君は身ごもりますが、貴公子の身元がわからない。
「オダマキの麻糸を針に通し、その針を貴公子の着物にこっそり指して
糸を手繰って追いかけなさい」
母から知恵を授かって姫は貴公子の居所を掴みますが、
そこは洞穴、なんと貴公子は姥山(今の祖母山)の神である大蛇だったのです。
大蛇は針がもとで死んでしまいますが、その子、孫は大成し
特に五代緒方惟栄は尚武でその名を轟かしたそうです。
豊後大野のパンフレットによく書いている話なので、
大分に住む我々にとっては、今さらといった感もありますね。
歌舞伎の「妹背山婦女庭訓」にも似た話があります。
ここでオダマキの花言葉を。
「断固として勝つ!!」
「友愛」やら「純潔」やら美しい単語が多い花言葉の中でこれ。
この無根拠な自信!万事を勝負に繋げる野蛮な感性!
我が花に相応しいわ!!
あえて春分の日の前と後に行く。
フッフフ。これが玄人の仕事よ。
黄砂でヒョウ柄になった墓石をビカビカに致しましたよ。
行く途中の畦道を見ると白いオダマキの花が!
ウッソ!早っ!しかも白!
摘もうとすると手折れないほどの太い茎と拒むように棘がびっしり。
よく見たら全然違いました。とほほ。
指切っちゃった。
オダマキを勝手に私の花としています。
あさ(麻)糸を巻くオダマキに似ていることからその名がついたこと、
咲く時期が誕生日に近く、誕生花であること、
この二つだけで「これはアタイの花!!」と言い張る。
相変わらずだ。
平家物語に「おだまき」という段があります。
なんと舞台は大分県。豊後大野です。
美しい姫君のところに足しげく貴公子が通います。
やがて姫君は身ごもりますが、貴公子の身元がわからない。
「オダマキの麻糸を針に通し、その針を貴公子の着物にこっそり指して
糸を手繰って追いかけなさい」
母から知恵を授かって姫は貴公子の居所を掴みますが、
そこは洞穴、なんと貴公子は姥山(今の祖母山)の神である大蛇だったのです。
大蛇は針がもとで死んでしまいますが、その子、孫は大成し
特に五代緒方惟栄は尚武でその名を轟かしたそうです。
豊後大野のパンフレットによく書いている話なので、
大分に住む我々にとっては、今さらといった感もありますね。
歌舞伎の「妹背山婦女庭訓」にも似た話があります。
ここでオダマキの花言葉を。
「断固として勝つ!!」
「友愛」やら「純潔」やら美しい単語が多い花言葉の中でこれ。
この無根拠な自信!万事を勝負に繋げる野蛮な感性!
我が花に相応しいわ!!
Posted by あさ at 02:58│Comments(6)
│生活
この記事へのコメント
お墓参りをなさってお墓もきれいに磨かれたとのこと。
ご先祖さまがお喜びになったことでしょう。
「オダマキ」楚々とした奥ゆかしい花ですよね。
花言葉は芯の強さを表しているのでしょうか。
「平家物語」は冒頭文しか知りませんので、今回も知るを楽しんでいます。
検索していると【神の里交流センター「緒環」】を見つけ、薬膳料理を食べに行きたいと、いつの間にか食欲に走ってしまいました。
ご先祖さまがお喜びになったことでしょう。
「オダマキ」楚々とした奥ゆかしい花ですよね。
花言葉は芯の強さを表しているのでしょうか。
「平家物語」は冒頭文しか知りませんので、今回も知るを楽しんでいます。
検索していると【神の里交流センター「緒環」】を見つけ、薬膳料理を食べに行きたいと、いつの間にか食欲に走ってしまいました。
Posted by かじ at 2009年04月12日 14:47
かじ様
掃除はしても拝まないので、
「こいつはよ~」という先祖の声が聞こえるようです。
竹田の「緒環」は私も行ってみたいところのひとつです。
古の恋に思いを馳せつつ、宇田姫が糸を手繰った道を行くのも素敵ですね。
途中山の中のケーキ屋さんでマカロン食べて小腹を満たして(ここはロールケーキも美味しい!)
パン屋さんで中腹を満たして、(ランチが美味しい!!)
緒環で大腹を満たすと。
食べすぎ。
古の恋いずこ。
私も大概食欲に走りがちです。
ところでかじ様、もしかして野津の「なずな」大好きでらっしゃる?
掃除はしても拝まないので、
「こいつはよ~」という先祖の声が聞こえるようです。
竹田の「緒環」は私も行ってみたいところのひとつです。
古の恋に思いを馳せつつ、宇田姫が糸を手繰った道を行くのも素敵ですね。
途中山の中のケーキ屋さんでマカロン食べて小腹を満たして(ここはロールケーキも美味しい!)
パン屋さんで中腹を満たして、(ランチが美味しい!!)
緒環で大腹を満たすと。
食べすぎ。
古の恋いずこ。
私も大概食欲に走りがちです。
ところでかじ様、もしかして野津の「なずな」大好きでらっしゃる?
Posted by あさ at 2009年04月12日 18:50
あ~~それは、
い~とまきまき、い~とまきまき、ひ~いてひ~いて トントントン
糸繰草 ですね♪ (^0^)/
なんと別嬪な花☆
い~とまきまき、い~とまきまき、ひ~いてひ~いて トントントン
糸繰草 ですね♪ (^0^)/
なんと別嬪な花☆
Posted by アクエリアス
at 2009年04月13日 17:57

野津の「なずな」は残念ながら行ったことがないんですよ。
大分市の坂ノ市にある「なずな道楽」さんへは行ったことがあります。
その名も心魅かれる「うたひめロード」
パン屋さんはキッチンうすださんですよね?
ケーキ屋さんは知りませんが、マカロンがおいしいのですね。
メモメモ完了です。
大分市の坂ノ市にある「なずな道楽」さんへは行ったことがあります。
その名も心魅かれる「うたひめロード」
パン屋さんはキッチンうすださんですよね?
ケーキ屋さんは知りませんが、マカロンがおいしいのですね。
メモメモ完了です。
Posted by かじ at 2009年04月15日 15:24
マダムアクちゃま
サイです。糸繰草です。
わても花のように別嬪になりたいだす。
(なんつーか最果てへの道)
「♪私はバラの運命(さだめ)に生まれた~」
オスカル様じゃないですけど、こんなんゆうてみたいですわ。
この人、鮮やかに激しく生きんといけんらしいです。
「♪バラはっバラはっ激しく咲ぁいぃて~ バラはっバラはっ美しく散ぃる~」
やくざかい。
サイです。糸繰草です。
わても花のように別嬪になりたいだす。
(なんつーか最果てへの道)
「♪私はバラの運命(さだめ)に生まれた~」
オスカル様じゃないですけど、こんなんゆうてみたいですわ。
この人、鮮やかに激しく生きんといけんらしいです。
「♪バラはっバラはっ激しく咲ぁいぃて~ バラはっバラはっ美しく散ぃる~」
やくざかい。
Posted by あさ
at 2009年04月21日 22:54

かじ様
やはり別府の方には野津は遠いのでしょうね。
ここでの買い物は頭を使わなくていいので助かります。
全部安心出来る品物です。
>パン屋さんはキッチンうすださんですよね?
ご名答~。あの白い三日月型のクッキーがまた美味しいですよね♪
一頃頻繁に大野路をぐるぐるしていた(たんに道に迷っていた)のが懐かしく思われます。
ケーキ屋さんは広域農道にポツリと一軒あるので、通られたらすぐ分かると思います。
山の上を走る農道ですので、見下ろす景色も美しい。
眼下に見える山の畝をみながらシュークリームを食べました。
そうだ、かじ様にだけとっておきのことをお教えいたしますわ!
「バカと煙は高い所が好き」
これね、本当。
高いところで食べただけで、クリームのなかのバニラビーンズが3割増しになったような気がしました。
やはり別府の方には野津は遠いのでしょうね。
ここでの買い物は頭を使わなくていいので助かります。
全部安心出来る品物です。
>パン屋さんはキッチンうすださんですよね?
ご名答~。あの白い三日月型のクッキーがまた美味しいですよね♪
一頃頻繁に大野路をぐるぐるしていた(たんに道に迷っていた)のが懐かしく思われます。
ケーキ屋さんは広域農道にポツリと一軒あるので、通られたらすぐ分かると思います。
山の上を走る農道ですので、見下ろす景色も美しい。
眼下に見える山の畝をみながらシュークリームを食べました。
そうだ、かじ様にだけとっておきのことをお教えいたしますわ!
「バカと煙は高い所が好き」
これね、本当。
高いところで食べただけで、クリームのなかのバニラビーンズが3割増しになったような気がしました。
Posted by あさ
at 2009年04月21日 23:09
