2008年07月06日

登山

山に登りました。

天狗伝説があることから、推して知るべしと言うような大分の険ですが、
休日に急に思い立ち登ってきました。

町歩きのような軽装と、遭難気分を満喫するためのチョコレートとポカリを持って、いざ。


天気良好にも関わらず人っ子一人通っていない山道です。

「みんなー。PPじゃあ、わったんじゃあ言わんで山登ろうぜー」

と相変わらずの独り言(すごく多い)を言いながら歩いていたのですが、
他の人が登っていなかったのは、前日ものすごい豪雨で道がぬかるんでいたからなんですね。
よそ様の賢さに感心した次第です。
つーか、私がアホ。

無事頂上に着き、5分ほど絶景を堪能してすぐ下山。
足が仔鹿になっている上に、ぐずぐずになっている地面。
一度こけると服もどうでも良くなって、転落防止のロープを掴んで
座ったまま滑るように降りていきました。

途中2本のロープで崖から落ちるのを防いでいるところがあるのですが、
小枝のごとく細いわたくしはロープの隙間から落ちてしまいました。

このとき受身を取ろうとしたのですが、丁度悪いところに岩!
手も目も右利きの私は右に滑るわけにもいかない!


「左のキメ顔は捨てる!!」


人間の咄嗟の判断と言うものはおかしなものですね。
なんだ、キメ顔って。
あとで思い出して笑ってしまいました。
女は皆ナルシストでなきゃ、キレイになれません。


泥まみれにはなりましたが、ポーチに入れていたポカリがクッションになって
不思議と怪我は青タン一個作っただけでした。
こういうときの運は割りといいのが、私をより鉄砲玉にしてしまうのでしょう。


この山で学んだこと。
「ロープ(人)は助けてくれる。感謝せよ」
「しかしロープ(人)はずっとあるわけではない。頼りすぎるべからず。自助努力。」
「チョコレートを食べなくてもなんとかなる(=成すべきことのあるときは欲は後回し)」


帰りに温泉に行き、こぎれいになって一心地つきました。
よくあんな泥だんごみたいな女を入れてくれたなぁと
温泉屋の店主に感謝しています。



次はどこを攻めようかなー。







同じカテゴリー(外出)の記事
 拈華微笑 (2010-07-25 09:12)
 大分はいい所です・・・よ? (2010-05-05 19:46)
 その祈りは泪橋を越える (2009-12-31 17:05)
 島へ (2009-09-06 22:39)
 花下に半日客す。 (2009-08-24 00:57)
 出来んやら食べれんやら (2009-08-24 00:43)

Posted by あさ at 00:50│Comments(0)外出
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。