2009年01月03日
ビックリした!!
本屋に行きました。
正月早々。
もう本屋に布団と冷蔵庫持って行って住んだ方がいいんじゃないのか?
(ただの迷惑)
文庫本の新刊コーナーを見るとなんと
ジョージ秋山の「銭ゲバ」が!!
これ、どっかで有害図書指定されてませんでしたっけ。
しかもドラマ化?!
ええええぇぇぇぇぇええええ!!
冗談でしょ?!
風太郎が実写?
語尾にズラってつけるの?(ブハッ)
半年に一度くらい人を捕まえて
「ジョージ秋山の話をさせて下さい」と言う私ですが、
ファンかと言われたら違うと言いますし、
70年代のジョージ秋山作品を再読せよと言われても、
「無理!!」
と言って走って逃げます。
あの容赦のない露悪は何ぼなんでも・・・。
「銭ゲバ」は人食という禁忌を扱った同氏の作品「アシュラ」と
双璧を成す、救いのない物語です。
氏の作品の根底にあるのは「善悪とは何か」という問いですが、
ここまで問いっぱなというのも、そうそうありません。
読後感のしんどさは相当なものです。
どうせ語尾にズラってつけるなら殿馬さんの方がいいわ。
殿馬さん・・・「ドカベン」の登場人物。華麗な秘打でピッチャーを翻弄する。 「秘打!白鳥の湖!!」と言ってバッターボックスでぐるぐる回ったりする。音楽の才に溢れ若いながら人格者、イチローとも仲良し。
正月早々。
もう本屋に布団と冷蔵庫持って行って住んだ方がいいんじゃないのか?
(ただの迷惑)
文庫本の新刊コーナーを見るとなんと
ジョージ秋山の「銭ゲバ」が!!
これ、どっかで有害図書指定されてませんでしたっけ。
しかもドラマ化?!
ええええぇぇぇぇぇええええ!!
冗談でしょ?!
風太郎が実写?
語尾にズラってつけるの?(ブハッ)
半年に一度くらい人を捕まえて
「ジョージ秋山の話をさせて下さい」と言う私ですが、
ファンかと言われたら違うと言いますし、
70年代のジョージ秋山作品を再読せよと言われても、
「無理!!」
と言って走って逃げます。
あの容赦のない露悪は何ぼなんでも・・・。
「銭ゲバ」は人食という禁忌を扱った同氏の作品「アシュラ」と
双璧を成す、救いのない物語です。
氏の作品の根底にあるのは「善悪とは何か」という問いですが、
ここまで問いっぱなというのも、そうそうありません。
読後感のしんどさは相当なものです。
どうせ語尾にズラってつけるなら殿馬さんの方がいいわ。
殿馬さん・・・「ドカベン」の登場人物。華麗な秘打でピッチャーを翻弄する。 「秘打!白鳥の湖!!」と言ってバッターボックスでぐるぐる回ったりする。音楽の才に溢れ若いながら人格者、イチローとも仲良し。
2009年01月03日
グラミン銀行
グラミン銀行というのをご存知でしょうか。
発案者が何年か前にノーベル賞を受賞しているので
雑誌などで見たと言う方もいらっしゃるかもしれません。
バングラディッシュで生まれ「貧困の銀行」「農村の銀行」とも呼ばれています。
貧困層の女性対象の低金利、無担保融資を行う銀行です。
お金のないところに貸せば返ってこないのではなどという意見もありましたが、
この銀行の返済率は他行以上のものだそうです。
当たり前です。
人間は尊厳をもって接せられたら、それに応えるものです。
ましてや家族の大黒柱になっているであろう女性の多い国です。
自分の子どもを育てるために生きる彼女たちが、
どうして借りた金を返さない、つまり人の信頼を裏切る、約束を破るということが出来るでしょう。
「約束は守れ」と教え、それを実践させた方が
子どもがその後生き抜く確立は格段に高くなるのですから。
お金と言うのは信用の塊です。
「これと交換すると、あれが手に入る」という人との約束があるから使えるものです。
いろんなことがあっても、お金で世界が動いている以上
やはり世界は美しいと思います。
だからお金が好き。
その流れに労働の尊さや、仕事に対する矜持、お金と交換した相手への感謝を
掬い取ることが出来るから。
お金を大事に扱うというのは、
それを得るために代償となった誰かの時間であり人生を
大事に扱うことなのでしょう。
もちろん誰かの中には自分も含まれます。
行き過ぎたら経済が停滞すると分かっていても
無駄遣いなんて出来ないわ。
グラミン銀行は世界中に広がっていますが、問題点も見えてきているそうです。
それでも
「信頼の輪」にようやく入ることが出来た女性たちへの
幸せを望んでやみません。
先日出たばかりの西原理恵子女史の本にも少しですが、
グラミン銀行のことが書かれていたので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
リエぞう先生には毎回泣かされてしまいます。
発案者が何年か前にノーベル賞を受賞しているので
雑誌などで見たと言う方もいらっしゃるかもしれません。
バングラディッシュで生まれ「貧困の銀行」「農村の銀行」とも呼ばれています。
貧困層の女性対象の低金利、無担保融資を行う銀行です。
お金のないところに貸せば返ってこないのではなどという意見もありましたが、
この銀行の返済率は他行以上のものだそうです。
当たり前です。
人間は尊厳をもって接せられたら、それに応えるものです。
ましてや家族の大黒柱になっているであろう女性の多い国です。
自分の子どもを育てるために生きる彼女たちが、
どうして借りた金を返さない、つまり人の信頼を裏切る、約束を破るということが出来るでしょう。
「約束は守れ」と教え、それを実践させた方が
子どもがその後生き抜く確立は格段に高くなるのですから。
お金と言うのは信用の塊です。
「これと交換すると、あれが手に入る」という人との約束があるから使えるものです。
いろんなことがあっても、お金で世界が動いている以上
やはり世界は美しいと思います。
だからお金が好き。
その流れに労働の尊さや、仕事に対する矜持、お金と交換した相手への感謝を
掬い取ることが出来るから。
お金を大事に扱うというのは、
それを得るために代償となった誰かの時間であり人生を
大事に扱うことなのでしょう。
もちろん誰かの中には自分も含まれます。
行き過ぎたら経済が停滞すると分かっていても
無駄遣いなんて出来ないわ。
グラミン銀行は世界中に広がっていますが、問題点も見えてきているそうです。
それでも
「信頼の輪」にようやく入ることが出来た女性たちへの
幸せを望んでやみません。
先日出たばかりの西原理恵子女史の本にも少しですが、
グラミン銀行のことが書かれていたので、興味のある方はご覧になってみてはいかがでしょうか。
リエぞう先生には毎回泣かされてしまいます。
2009年01月03日
レッドクリフ
「レッドクリフ」を見ました。
その日の温泉に行く、庭を見に行くなどの予定をうっちゃって
いきなり見に行ってしまいました。
「人形劇三国志」からこっち、私の心をすっかり占めておりました。
この恋情は2007年に寺尾聡にはまった以来です。
誰彼かまわず捕まえては
「ルビーがキラキラしているのですよ!!」
と一席ぶっていました。
ルビーとは無論寺尾氏のことです。
「♪くぅもりガラスの向こうは○?@#¥※ あーなたを失ってから~」
これしか知らないのに、佐伯で一番のファンは私だ!!などと言い張る。
ムチャクチャです。
でもそんな私に回りはTV出演の日時などルビー情報を提供してくれました。
ありがたいことです。
「ああ、ルビー!!あなた今煌めいてるよ!!眩しいよ!!モンビジュー!!」
みんなほんとよくかまってくれたよなぁ。
そんな激情が今三国志に向けられています。
その勢いでみた「レッドクリフ」ですから、面白いことかないません。
「どうして観客に読み取らせる演出をしといて、後でそれ説明しちゃうの?野暮チンねぇ」
(そりゃある程度分かりやすくしないといけないのはわかるが・・・)
とか細かいところはありましたけど、面白かったです。
首の座ってなさそうな阿斗ちゃんを心配したり、(もうすっごい不安になる)
八卦の陣の美しさにうっとりしたり、(やっぱ中国、人多いわ)
孫権の妹、尚香がベッキーにしか見えなかったり、(これが劉備の嫁になるかと思うと・・・)
曹操が竹中直人にしか見えなかったり、(異論は受け付けますわ)
周喩と小嬌ちゃんのエロシーンにご勘弁と思ったり、(この後この人たちはエライ目に遭うんだなぁと思えば見れる)
孔明の細かい「美形演出」に笑ったり、(位置的におかしいのに目や髪に光が入る)
ステゴロ張飛が食べ物に見えたり(肉団子の黒酢あんかけにしか見えなかった。丸くて黒い)
見ていて大忙しでしたよ。
唯一泣いたのは
「民を守れ!」と劉備に言われた雑兵が、
その民とたいして変わらないのに、民を守ってバッタバッタ死んでいくところでした。
ああ、ここに地上の星がいるよ!!何で皆空の星(劉備や孔明など)ばかり見てるんだよ!!
ツバメよ、教えてくれ!!
そんな中で一番愛してしまったのが美髯公こと関羽雲長です。
義侠心に溢れ学問を愛し、たなびく髯の美しいこと。
そしてなにより強い!!デタラメに強い!!アホみたいに強い!!正に一騎当千!!
私は強い男が好き!(誰の台詞でしたっけ?)
踏まれた自軍の旗を取り返すときの、ドッスドッス走るのも愛らしい。
それと面構えがいい。顔かたちでなくて面構えが。
戦いの中の彼の眉毛が一番のCGでしょう。
ありえない吊り上り方。かっこいいぜ!!
横浜の関帝廟が思い出されます。
彼は神様として祭られているのです。なぜか商売の神様。
あ、信義に篤いのが商いの基本だからってこと?
いつ行っても線香の煙でもうもうとしていました。
煙の多さから信心の篤さが伺えるというものです。
右隣に目元が孔明、口元が周喩に似た超ド級の美形が座っていましたが、
スクリーンの中のおっさん、関羽にメロメロでした。
第二部が楽しみです。
その日の温泉に行く、庭を見に行くなどの予定をうっちゃって
いきなり見に行ってしまいました。
「人形劇三国志」からこっち、私の心をすっかり占めておりました。
この恋情は2007年に寺尾聡にはまった以来です。
誰彼かまわず捕まえては
「ルビーがキラキラしているのですよ!!」
と一席ぶっていました。
ルビーとは無論寺尾氏のことです。
「♪くぅもりガラスの向こうは○?@#¥※ あーなたを失ってから~」
これしか知らないのに、佐伯で一番のファンは私だ!!などと言い張る。
ムチャクチャです。
でもそんな私に回りはTV出演の日時などルビー情報を提供してくれました。
ありがたいことです。
「ああ、ルビー!!あなた今煌めいてるよ!!眩しいよ!!モンビジュー!!」
みんなほんとよくかまってくれたよなぁ。
そんな激情が今三国志に向けられています。
その勢いでみた「レッドクリフ」ですから、面白いことかないません。
「どうして観客に読み取らせる演出をしといて、後でそれ説明しちゃうの?野暮チンねぇ」
(そりゃある程度分かりやすくしないといけないのはわかるが・・・)
とか細かいところはありましたけど、面白かったです。
首の座ってなさそうな阿斗ちゃんを心配したり、(もうすっごい不安になる)
八卦の陣の美しさにうっとりしたり、(やっぱ中国、人多いわ)
孫権の妹、尚香がベッキーにしか見えなかったり、(これが劉備の嫁になるかと思うと・・・)
曹操が竹中直人にしか見えなかったり、(異論は受け付けますわ)
周喩と小嬌ちゃんのエロシーンにご勘弁と思ったり、(この後この人たちはエライ目に遭うんだなぁと思えば見れる)
孔明の細かい「美形演出」に笑ったり、(位置的におかしいのに目や髪に光が入る)
ステゴロ張飛が食べ物に見えたり(肉団子の黒酢あんかけにしか見えなかった。丸くて黒い)
見ていて大忙しでしたよ。
唯一泣いたのは
「民を守れ!」と劉備に言われた雑兵が、
その民とたいして変わらないのに、民を守ってバッタバッタ死んでいくところでした。
ああ、ここに地上の星がいるよ!!何で皆空の星(劉備や孔明など)ばかり見てるんだよ!!
ツバメよ、教えてくれ!!
そんな中で一番愛してしまったのが美髯公こと関羽雲長です。
義侠心に溢れ学問を愛し、たなびく髯の美しいこと。
そしてなにより強い!!デタラメに強い!!アホみたいに強い!!正に一騎当千!!
私は強い男が好き!(誰の台詞でしたっけ?)
踏まれた自軍の旗を取り返すときの、ドッスドッス走るのも愛らしい。
それと面構えがいい。顔かたちでなくて面構えが。
戦いの中の彼の眉毛が一番のCGでしょう。
ありえない吊り上り方。かっこいいぜ!!
横浜の関帝廟が思い出されます。
彼は神様として祭られているのです。なぜか商売の神様。
あ、信義に篤いのが商いの基本だからってこと?
いつ行っても線香の煙でもうもうとしていました。
煙の多さから信心の篤さが伺えるというものです。
右隣に目元が孔明、口元が周喩に似た超ド級の美形が座っていましたが、
スクリーンの中のおっさん、関羽にメロメロでした。
第二部が楽しみです。