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2009年03月01日

世界が愛した日本

「世界が愛した日本」 四條たか子著 読了。

逆説の日本史の井沢元彦さんが監修をされています。
あの人、づるづるの坊主頭になったと思ったら、もう毛が生えてますね。
何とかなるもんだ。

日本が世界で愛されるきっかけとなった外交美談が7つ収められています。

しょっぱなから号泣ですよ。
一つだけ紹介させてください。


「今から48時間後、イランの上空を飛行するすべての飛行機を、イラク空軍の攻撃対象とする」
フセイン大統領のこの爆撃宣言を覚えておいでの方も多いのではないでしょうか。

イランに取り残された邦人200余名、迫り来るタイムリミット。一刻の猶予も許されない・・・。
残り時間僅か75分。誰もが希望を捨てかけたそのとき、
「救援機が到着しました!!」
港内のこのアナウンスに、どれほど安堵の涙を流したことでしょう。
一機の飛行機がテヘランのメヘラバード国際空港に着陸したのです。
月と星が鮮やかに輝くその機体は、日本人たちを乗せ飛び立ちました。


もうここまで号泣です。
月と星を冠する国、トルコと太陽の旗を持つ日本の物語です。

1890年、明治天皇の表敬訪問の特使一行を乗せ帰るエルトゥール号が、
本州最南端で有名な串本沖で、暴風雨のため岩礁に衝突し遭難するという事故が起こります。
死者518名という大惨事でしたが、なんとか命をつないだ69名。

おそらく外国人をはじめてみるであろう、地元樫野地区の住民は懸命に救助活動を行います。
暗闇の中、生存者を確認すると安全な場所へ移動させ、体温を冷たい海で奪われた彼らを
自分の服を脱ぎ抱いて暖めました。

そのころ折り悪く、天候不良が続きこの漁村にもそう食料は備蓄されていません。
それでも正月用に蓄えていた米、野菜、最後の鶏一羽までも人命救助に回しました。
最南端とはいえ冬を迎える寒い中、衣服、布団も差し出したのです。

このあとさらに美談は続きますが、ここまでの2国間の救助劇だけでもお伝えしたく書いてみました。
なんという佳話でしょうか。

テニアンでの救出談は、最初日本では政府もマスコミも
何故トルコの飛行機が助けに来てくれたのかわかりませんでした。
後になって元駐日トルコ大使がこう語ります。

「エルトゥール号における日本人の献身的な救助活動を、トルコ人は決して忘れていません。
今の日本人が知らないだけなのです」


トルコ人を助けたかつての日本人、十数年前日本人を助けたトルコ人。
彼らに恥じない生を送るのが、最低限の今の日本人の責務に思います。









  


Posted by あさ at 03:13Comments(4)

2009年03月01日

やーらーれーたー!!

例によって、祖父のところに行きました。
「山本五十六」の最終巻を渡しにです。
読むのが早い祖父のこと、きっと待っていることでしょう。

あれー?いないよー?
まぁ、畑に行ったのでしょう。
本と柔らかくて甘いもの、今回はプリンをテーブルに置いておきました。
和、洋、中、駄(?)を問わず、柔らかくて甘いものならなんでもいいようです。
でも、そろそろネタ切れ。次はどうするかなー。


そんなことを考えながら、
私と1、2を争う「祖父道楽」の親戚に、
誰もいないおじいさんの低位置を写真に撮って送りました。



その数時間後。
おじいさんと盆栽展に行っていたことを自慢する彼が私の目の前に。

「いや、盆栽展はたいしたことなかったよ」
「おじいさんは久しぶりの外出だったって」
「一応あさを待ってみたけど(笑)」
他。


キーーーーーーッ!!
くわえたハンカチがちぎれるわ!!


花見の季節は私がおじいさんを独占するからな!!
見とれよ!!




  


Posted by あさ at 02:21Comments(2)生活

2009年03月01日

ワシズ

知り合いの奥様がなにやら憂い顔です。
伺いますと、

「映画『ドラゴンボール』の予告を見ると辛くてかなわん」

とのことでした。

そうですね。憂い顔にもなりますね。
私も男塾の映画化のときには同じ心持ちになりました。


そんな奥様を元気づけようと、悟空さんと同じ髪型の鷲巣さんが大活躍する
今月号の「近代麻雀オリジナル」を差し上げました。
表紙の鷲巣さんに

「オッス!おらワシズ!!」

と吹き出しをつけてみましたよ。
喜んでいただけるかしら。






  


Posted by あさ at 01:52Comments(4)生活

2009年03月01日

苔を超える雪

戦後のジローさんの浮世離れした裕福な生活を維持した
お金儲けの辣腕振りが来週見れるかどうか
とっても気になるあさちゃんです。
(イヤミねぇ)

もうどんだけNHKに振り回されてんだか。
ドラマ「白洲次郎」を素面で観るために、一本もつけずにそば食べるし。
あんだけ再放送がある「美の壷」も
本放送を観るために、絶対飲みに行かないし。

今週の「雪」は素晴らしかったです。
My favorite ツボ 「苔」の回並に
「キレイ!キレイ!わっしょいわっしょい!!」と
盛り上がってました。

兼六園の美しいことよ!
赤松の幹、南天の実の異なる赤の白い世界で映えることよ!

差し色がなくても、日本人は何もないところに「無」ではなく、
むしろ積極的に美しさを見出します。
北の地の果てしない白のなんと冴え冴えとしたことか!!

そうよ!何もないから生まれる美があるのよ!!
Simple is Best!!
YAHOOOOOOOOO!!!

あのしっとりとした美の壷の世界に浸って、なぜこのテンション。

「ヘイ!ジョージ!!腹筋から火を噴きそうだろ!?」
深夜の海外の通販番組のようなノリです。


今回のツボで特によかったのが、3のツボのかまくらです。
かまくらは祠を模したもので、秋田のあるところでは
毎年100を超えるかまくらを作って、灯すそうです。

かまくらのなかの神棚に豊作を約束する神を奉り、 
訪れた人を招きいれ共に祈るそうです。
(あ、今気が付いた。客人婚にも関係ある?)

こういう話を聞くと信心とは尊いものだなぁといつも思います。
願いを織り込んだ佐伯市上浦の豊後二見ヶ浦の大注連縄とか。


いやぁ、今回はつくづく私のツボを押しまくる回でした。


今日は壷友マダムの店で、私のために美の壷のCDをかけて下さったので
未だに幸せな余韻に浸っています。
もう、壷友マダムったら。
かけていただかなくても、なんぼでも口三味線で「モーニン」を歌いますのに。



美の壷のあとNHK教育にかえたのですが、ジェロのドキュメントをしていました。
先々週の視点論点にも出てたし、みんなのうたでも一ヶ月彼の歌が流れてたし。
ジェロ、あんたどんだけNHKと親和性が高いんだ。

みんなのうたで使われていた歌は「晴れ舞台」という歌でしたが、
これがもう反則もいいところで。
故郷に置いてきた苦労人の母親に、自分の晴れ舞台を見せてあげたいといった内容なのですが、
これだけでも泣かすのに、この歌にあわせて流れるアニメの中の母親が
めちゃくちゃ苦労してそうなお母ちゃんなんですよ。

NHK,手加減してくれ。








  


Posted by あさ at 01:24Comments(2)映画・TV

2009年03月01日

マダム運

NHKのドラマ「白洲次郎」を観ていたら、こんな時間です。
ジローさん、もといタローさんに私は怒られるのでしょうか。
おお、テリブル。

「せやな、そこは正座やな」

タローさんに言われる前に居住まいを正してみました。
粗忽者のなんと怒られ慣れていることよ。


だって今夜は武相荘見るってお約束したんだも~ん。
隣の市のカフェのマダムと。
美の壷仲間、ビ友改め壷友マダムです。

久々にお邪魔しました。
最後に伺ったのはクリスマス。

ケーキの販売もされているお店で、この日にお茶を頂くのはご迷惑になります。
パープレイスに行ったついでに、マダムがお好きとおっしゃっていた
LUSHの入浴剤をポストに放り込んできました。ダンクシューッ!!
ちょっとしたストーキングですね。

「♪知らず 知らずのうちに~」

宇崎竜童の今なら信じられないようなストーカーの歌が思い出されます。
(アタイ、一番星のブルースも歌えるよ!嫁を大切にする人の作品は好ましい)



それからとんとご無沙汰だったので、入った途端大変な歓待を受けました。
お礼のお電話を下さっていたそうですが、私が間違えてお教えしていたようです。
申し訳ない。


深く体を預けられるソファに座って、昨日の美の壷の感想を交わしながら、
美味しいコーヒーとシフォンケーキを頂きました。

途中お茶会の帰りという、着物の三婦人がみえました。
軽く会釈をしたとき拝見しただけですが、どなたも品のよい着物をお召しでした。
思わぬ眼福に心が華やぎます。

帰りにクリスマスのお礼と、お店に置いてある壷友マダム手作りのイチゴのジャムを頂戴しました。
重ね重ね申し訳ない。



どうも私は「もらい物運」がべらぼうに高いようです。
食べ物限定ですが。
おなか空かしてるように見えるのかのぅ。

さらに「マダム運」も天井知らずです。
マダム・アクちゃまをはじめ、壷友マダム他
素敵マダムのお歴々と親しくさせていただいております。

最近では前回のブログで、若干季節が遅れた椿をお贈りしたマダム。
二つほどヒントを入れておりましたが、ご自分のことかしらとお悩みでした。
なんと奥ゆかしい。
(麻の葉模様は私のシンボルにしておりますよ~)


フッフフ。
この細やかさ、一度とて男相手に発揮したことがないわ!



帰りに蕎麦屋によって、そば味噌焼きとザル、天ぷらをお夕飯にしました。
タラの芽の苦味が春を教えてくれます。
季節は巡りますねぇ。


林住期の季節を過ごす、素敵な先輩達の知遇を得る運をこれからも大切にしたいと思います。
つくづく人との出会いは宝ですね。




さて頂いたジャムでロシアンティーを入れるかな。










  


Posted by あさ at 00:18Comments(2)生活